河合優実 主演映画のカンヌ受賞に「飛び上がるくらいの喜びでした」 山中瑶子監督とのタッグも明かす
女優の河合優実(23)が14日、東京・ヒューマントラストシネマ渋谷で行われたカンヌ監督週間 in Tokio「ナミビアの砂漠」トークイベントに、カンヌ監督週間アーティスティックディレクターのジュリアン・レジ氏、山中瑶子監督とともに登壇した。 VIPO(映像産業振興機構)は8日~19日の間、同会場にてカンヌ監督週間 in Tokioを開催する。 同作は第77回カンヌ国際映画祭の監督週間で国際映画批評家連盟賞を受賞。主演を務めた河合は、映画について「とてもいい予感がしていた」としつつ「率直にガッツポーズというか、飛び上がるくらいの喜びでした。ドキドキしながら待ってたんですけどすごい嬉しかったです」と受賞したときの心境を明かした。 河合は自身が演じた主人公・カナの役どころについて「自然と入っていきました」と語り「オリジナルの脚本が無いまま何度か(山中と)会っていたんですけど、雑談をずっとしていた。その中で、現代に生きている女性の話だったり、人と人との間に生まれるパワーバランスについて考えていることを共有した。そういうバックグラウンドが入った状態で挑んだ」とオファーが来たときのことを回想。「行動にしても脚本通りなことがほとんど。セリフは100%脚本通りです」と山中とのタッグを振り返った。 また、作中の服を脱ぐシーンについて観客から質問が飛ぶと「性愛的なテーマのために服を脱ぐんじゃなくて、生活の中で裸になる瞬間がある。それを映すために裸になることがあまりないなと思った。服を脱ぐことに対してハードルを上げ過ぎたくない。でも『何でもやります』ということではない。山中さんとだからチャレンジができると思った。結構やってみたかったですね」と回答した。
東スポWEB