自民大阪府連会長に青山繁晴氏 22日に正式決定 知名度生かし党勢回復目指す
自民党大阪府連が、10月の衆院選で落選し辞意を表明した前衆院議員の谷川とむ会長の後任として、青山繁晴参院議員(72)=比例代表=を充てる方向で最終調整をしていることが13日、分かった。府連に所属しない国会議員が会長に選出されるのは異例。人事案は22日の府連大会で諮られ正式に決定する見通し。 府連関係者によると、7日に国会議員や地方議員で会合を開き、青山氏の人事案を固めた。府連側の打診に青山氏も応じる意向を示しているという。知名度のある青山氏を会長に据えて党勢回復を目指す。 自民は衆院選で府内19小選挙区のうち、15小選挙区で候補を擁立したが、日本維新の会の候補に全敗。府連会長は府選出の国会議員から選ぶのが慣例だが、府連所属の国会議員は比例代表で復活当選した島田智明衆院議員(55)とそれぞれ当選2回の太田房江参院議員(73)、松川るい参院議員(53)の3人となっていた。(山本考志)