ジープ人気車種ランキング5選|モデル特徴と新車・中古価格
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ジープについて
ジープとは、アメリカのSUV専門ブランドです。軍用の小型四輪駆動車にはじまり、どんな道でも走れるクロスカントリー車としてのブランドイメージを長く保っています。そして実際に、悪路の走行性に優れた車両を作り続けています。 ジープという商標は数多の企業の間を渡り歩いてきました。ウィリス・オーバーランド、カイザー、アメリカン・モーターズ、ルノー、クライスラー、ダイムラー・クライスラー、FCAと様々な企業が持ち、現在はステランティス N.V.の1ブランドとなっています。時代とともにモータリゼーションが進化するなか、ブランド名がここまで維持されてきたのはひとえにジープのネームバリューが世界中に浸透しているからです。
ジープが人気の理由・魅力とは
SUVブランドとして著名なジープには、リセールバリューが高いモデルがいくつかあります。新車だけではなく中古車でもなぜそんなに高い人気を誇っているのか、その魅力ある実態に迫ります。 ポイント 元祖は第二次大戦で活躍した四輪駆動車 クロスカントリーブランドの代表的存在 アイコニックな4WD車を作り続けている タフでヘビーデューティな作り込み アクティブなカーライフが送れる 元祖は第二次大戦で活躍した四輪駆動車 歴史をたどると第二次世界大戦で使われた軍用小型四輪駆動車のウィリス・クワッド(1940年)、ウイルス・MA/MB(1941年)に行き着きます。頑丈で軽量、オフロードの走破性が高い車両として高く評価され、SUVの始祖とも言われています。 現代のジープは、1945~1949年生産の一般市場向け車両CJ-2Aにはじまった7スロットのフロントグリルを受け継いでおり、ジープのアイコンとして親しまれています。またイスラエルでは、ジープ ラングラーをベースとした小型軍用車が現在も生産されています。 クロスカントリーブランドの代表的存在 日本ではSUV6車種、トラック1車種を販売しているジープ。現在は販売終了となりましたが、ジープ ラングラーの2ドアタイプのスポーツは世界最強といえる悪路走破性を持っており、4ドアタイプのアンリミテッドもその血筋を受け継いでいます。都会で暮らすユーザー向けの車両もオフロード走行のスキルを高めたバリエーションモデルがあります。 アイコニックな4WD車を作り続けている ジープの印象がもっとも強いジープ ラングラーは、1987年から始まったモデルです。初代は四角いヘッドライトでしたが、1996年~の2代目以降はCJ-2Aやウイルス・MA/MBを思わせる丸目ライトに変更。以後、現代も生産されている4代目まで、パッと見ただけでは区別がつかないほど同系統のボディデザインを採用しています。 タフでヘビーデューティな作り込み タフさを重視しているSUVはいずれも、車内空間は狭くなりますが剛性が極めて高いラダーフレームを採用しています。ジープ ラングラー、ジープ グラディエーターの2モデルはこのラダーフレームを用いており、砂利ではなく岩が転がっているようなステージでもガンガンに走れます。ボディが硬くヘタれにくいことから、10万キロ20万キロ走っても剛性感があり、長く乗れる車両でもあります。 アクティブなカーライフが送れる 合理性を重視するならば選ぶべきではないブランドです。近年は低排気量エンジンやハイブリッドも選べるようになってきましたが、ボディの重さ・タイヤの大きさからくる低燃費やラダーフレームならではの振動など、ネガティブな要素が多いです。 しかし、本格的なアウトドアを楽しみたいと考えるのであれば、最高の相棒となってくれます。樹脂フェンダーは路面まで伸びている草を弾いても傷が気になりませんし、着座位置が高く視界が広いために運転もしやすい。むしろジープに乗るのであれば、アウトドアを満喫しなければもったいないというものです。