今こそ注目! 次世代を担う「日本のチョコレートブランド」5選
2021年バレンタインは、次世代を担う“日本のショコラティエ”をチェック!
おうち時間が増えるなかでやってくる今年のバレンタイン。そこで今年は、じっくり丁寧な手仕事にこだわる、日本各地のショコラティエに注目してみてはいかがでしょう。 世界のコンクールで優勝したショコラティエをはじめ、地元の良質な素材に向き合い、クリエイティブな一粒を生み出すアーティストのような職人も。おうちで楽しめるよう、お取り寄せもできるチョコレートを選びました。
教えてくれるのは|市川 歩美さん
日本で唯一のプロのチョコレートに特化したジャーナリスト・コーディネーター。365日、日本国内、カカオ生産地をはじめ世界を取材し、最新情報・トレンドなどを情報発信する。チョコレート愛好家歴は約30年。
ショコラトリー・ヒサシ「ボンボンショコラ WPTC2012」
京都の平安神宮近くにある「ショコラトリー・ヒサシ」は、洋菓子の世界大会で優勝経験を持つショコラティエ、小野林範さんのお店です。
2012年の「ワールドペストリーチームチャンピオンシップ」(WPTC)で優勝したチョコレート3粒のセットはまず、味わうべき逸品。 左から「キャンサー(蟹座)」は、爽やかな柚子のホワイトガナッシュとココナッツプラリネの2層。「ヴァーゴ(乙女座)」は、パッションフルーツやマンゴーなどのトロピカルフルーツ味のキャラメル入り。「ピスケス(魚座)」は、コーヒーガナッシュと胡桃のプラリネの2層です。大会テーマが「ホロスコープ」だったことから、大会出場メンバー3人の星座の名前がついています。 ・お取り寄せ方法:オンラインサイトにて ・販売期間:通年販売
ショコラトリー ヒサシ (Chocolaterie HISASHI)
住所:京都府京都市東山区夷町166-16 TEL:075-744-0310
アトリエ・キュイエール「九州ショコラBOX 5種」
福岡市にある、チョコレートのお店「アトリエ・キュイエール」。ショコラティエールは山崎陽子さん(※「崎」は正式には「立つさき」)です。きれいなチョコレートは、すべて丁寧な手作り。心を込めて作られていることが、佇まいからわかります。
「九州ショコラ」には、九州の農家の方々が丹精込めて作った素材が使われています。福岡県産あまおうの自家製ジュレとガナッシュを2層に仕立てた、赤いハートの「あまおうショコラ」は心ときめくおいしさ。鹿児島県産の皮まで食べられる無農薬バナナの味がわかる「神バナナキャラメル」、佐賀県嬉野の和紅茶が香る「嬉野アールグレイ」など。山崎さんは、九州育ちのフルーツやお茶を理解してショコラに仕上げ、広く伝えています。 ・お取り寄せ方法:オンラインサイトにて ・販売期間:通年販売(内容はシーズンによって若干変更があります)