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緑丘中も戦力に 珠洲・飯田高の地域活性プロジェクト

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北國新聞社

 飯田高の生徒が主体となって地域活性を図る「ゆめかなプロジェクト」に2学期から、珠洲市緑丘中の生徒が加わることになった。縦割り活動により、自主性や協調性を育て、独創的なアイデア創出につなげたい考え。少子化と市外への生徒流出が進む中、中学生に地元の魅力を再認識させ、未来の飯田高生を「確保」する狙いもあり、将来は市内の全4中学校に参画の門戸を広げたいとしている。

 プロジェクトは2016年、生徒の発想を地域創生に生かそうと始まった。1~3年生はこれまで地域の生態系調査や祭りの研究、市内小学校への出前授業などに取り組んできた。昨年12月には、正院町川尻に保存されているのと鉄道能登線の廃線車両を2日間限定でカフェに「再生」し、多くの地元住民でにぎわった。

 5年目を迎えた活動実績について、飯田高は「地元中学生にも広く知られるようになった」(佐道正春校長)と手応えをつかんでいる。プロジェクトに参加する中学生には「地域振興の担い手」として学ぶ力をつけ、地元で暮らす喜びを知ってもらう。

 7月上旬にオリエンテーリングが予定されており、2学期から中学2年生が活動をスタートさせる。今年度は20のテーマを設けて活動しており、飯田高の生徒とチームを組む。

 将来的には中学生も自身の興味に合わせて新しいチームを新設できるなど、より自由度の高い授業を目指す方針だ。佐道校長は範囲を市内の全中学校に広げていきたい考えで「学習がより深まり、地域の発展につながればいい」と話した。

北國新聞社