中村憲剛さんが引退試合「夢のような時間でした」サッカー界や芸能界から100人以上が集結
川崎フロンターレや日本代表で活躍し、2020年に現役引退した中村憲剛さんが、14日にUvanceとどろきスタジアムで「明治安田 presents 中村憲剛 引退試合」が行われた。 【画像】中村憲剛さんが引退試合「夢のような時間でした」サッカー界や芸能界から100人以上が集結 2020年に行われた引退セレモニーや現役ラストマッチの天皇杯決勝は、コロナ禍での開催だったため、入場制限や声出し応援が禁止されていた。 当時、チャントを歌うことができなかったが、この日はスタジアムに集まった2万2014人のサポーターが中村選手へ精一杯のチャントを送っていた。
■エキシビションに澤さんやラモスさんが出場 親子共演も
引退試合の前に行われたエキシビションマッチでは、元日本代表の澤穂希さんが率いる「なでしこフレンズ」と中村さんの憧れである元日本代表のラモス瑠偉さんや親交のあるナイティナインの矢部浩之さんらが集結した「ケンゴフレンズ」が対戦した。 試合途中には中村さんの長男である龍剛さんもピッチに立ち、父を彷彿とさせるプレーを見せ、サポーターを沸かせた。 また、「なでしこフレンズ」のイレブンとして出場した女子レスリングオリンピック3連覇の吉田沙保里さんが中村さんにタックルを仕掛け、VARチェックが入る場面も。 エキシビションマッチ後には、フロンターレのOBで現在はプレミアリーグのブライトンで活躍する三苫薫選手などがビデオメッセージで登場し、スタジアムのサポーターからは歓声が上がった。
■共に世界と戦ったサムライブルーとピッチに
引退試合の前半戦は中村さんと共に日本代表で世界と戦ったメンバーが集結し、「JAPANフレンズ・ブルー」と「JAPANフレンズ・ホワイト」に分かれてJAPANフレンズマッチが行われた。 内田篤人さんや長友佑都選手(FC東京)、遠藤保仁さん、小野伸二さんら豪華なイレブンがピッチに立ち、集まったサポーターを魅了した。 前半戦途中では、中村さんが「JAPANフレンズ・ブルー」から「JAPANフレンズ・ホワイト」にチーム変更。 ユニフォームを着替える際には、場内アナウンスから「中村選手のユニフォームの着替え待ちです」と笑いを誘う場面も。 中村さんはJAPANフレンズマッチで、4ゴールを決める活躍。 ゴールを決めるとサポーターと息を揃えたゴールパフォーマンスを披露した。 JAPANフレンズマッチは6対3で「JAPANフレンズ・ホワイト」が勝利した。