FC東京、今季は”東京最弱”…下位磐田にまさかの逆転負け 終了間際に痛恨ハンドでPK 東京都内に本拠地を構える3クラブの中で最下位確定
◇30日 サッカーJ1第37節 磐田2―1FC東京(ヤマハ) FC東京は残留争いが懸かった磐田にまさかの逆転負けで3連敗を喫した。最終節を前に9位まで順位を下げ、17年ぶりとなる2季連続2桁順位が迫ってきている。東京都内に本拠地を構える3クラブの中で最下位も決まり、今季は”東京最弱”の汚名をすすぐことができなかった。 試合は後半8分に、左CKからショートコーナーでつなぎ、東の上げたクロスを安斎が押し込んで先制。今季4点目を振り返り、安斎は「時崎コーチにあそこに来ると言われていた。信じて入った結果、(東)慶悟さんから良いボールが来た。ゴール方向にうまく飛んでくれて良かった」と胸を張った。しかし、退場者を出した直後の同35分に追いつかれ、試合終了間際にはハンドでPKを奪われ逆転を許して無情の笛が鳴った。 それでも、安斎はため息を引っ込め「(今季でチームを去る)ディエゴや、監督を勝って送り出したい。下を向かず、最終節に向け切り替えたい」と言い、7年を過ごしたレジェンドと、指揮官の有終の美をホーム味スタで飾る。
中日スポーツ