クロちゃん「アイドル歌手になりたくて…」芸能界を志す意外なきっかけとは?
TOKYO FMで月曜から木曜の深夜1時に放送の“ラジオの中のBAR”「TOKYO SPEAKEASY」。11月24日(火)のお客様は、タレントの関根勤さんとお笑いトリオ・安田大サーカスのクロちゃん。ここでは、クロちゃんが関根さんと始めて出会った頃のことを話しました。
◆「新宿アルタ前で1日野宿して…」(クロちゃん)
クロちゃん:関根さん。僕と初めて会ったときって覚えています? 関根:いや、どこだろう……。 クロちゃん:僕、まだ芸人になっていないときなんですよ。 関根:芸人になってないの!? えぇー……どこで? クロちゃん:「笑っていいとも!」(フジテレビ系)です。 関根:何かのコーナーで出たの? クロちゃん:はい。素人参加型の「年齢不詳しかま君クイズ」(一般参加者5人のなかから、関根さんの当時のマネージャーさんと同じ25歳の人を当てるクイズコーナー)っていうので。 関根:やってたね!! クロちゃん:その当時、僕は京都の大学に行っていたんですけど。そこから鈍行列車を乗り継いで新宿アルタ前で1日野宿して。それで、オーディションを受けたら受かって。そのときに関根さんと初めて会いました。 関根:じゃあ20歳くらい? クロちゃん:そのとき22歳くらいです。だから、僕が初めて会った芸能人は関根さんなんですよ。 関根:そうなの!? それは分からなかったな。 クロちゃん:そうです。実は、あのコーナーに出ることで、大学を辞めるきっかけが欲しかったんですよね。 関根:お笑いをやりたかったの? クロちゃん:いや、アイドル歌手になりたくて。 関根:ハハハ(笑)。歌は自信があったの? クロちゃん:声が高かったので、それで。僕、(アイドル歌手を目指す前は)子ども関係の仕事に就こうと思って。それで、実習に行ってるときに、暇な時間に子どもたちから「先生、歌って!」って言われて歌ったら喜んでくれたので、“そういう(歌手の)道もいいかな”って思ったんですよ。だけど、親を説得する材料がなくて。だったらテレビとかに出て、そういうのを見せることによって説得できるんじゃないかなと思って。それで、初めて(テレビに)出たんですよね。 関根:そうなんだ。それで、クロちゃんが出たときのスタジオは結構盛り上がった? クロちゃん:盛り上がりました。「笑っていいとも!増刊号」でも“謎のソプラノ男”で取り上げられるくらいの感じだったので。そして、その半年後くらいに、松竹芸能にアイドル部があったので、それで(松竹に)入ったんですけど。 関根:一応アイドルでやろうとしたんだ。 クロちゃん:はい。そこから騙されて芸人になったんですけど、その(オーディション会場に入った)ときは、「笑っていいとも!」を見ている人たちが多かったので、「あいつが入ってきた」みたいな感じで結構言われていましたね。だから、この世界に入る1番最初のきっかけはそこなんですよね。 関根:いやー、気がつかなかったね。 クロちゃん:まだ素人でしたからね。 (TOKYO FM「TOKYO SPEAKEASY」11月24日(火)放送より)