紀藤正樹氏 巨額窃盗の三菱UFJ銀行員〝未逮捕〟に疑問「銀行の不祥事隠しと言われてもおかしくない状況」
弁護士の紀藤正樹氏が29日、自身の「X」(旧ツイッター)を更新。銀行の貸金庫から行員が10億円以上もの金品を盗んだ問題について言及した。 三菱UFJ銀行の東京都内の2支店で、管理者だった行員が貸金庫から顧客の金品を繰り返し盗んでいたことが発覚した。窃盗は約4年半にわたり、その金額は時価で十数億円。約60人が被害に遭ったという。なお、同銀行はこの行員を懲戒解雇したと発表している。 紀藤氏は、この問題が世間に報じられた22日に「すぐに元行員を逮捕しないとまずい」と指摘しているが、現在その動きは見られない。この日は改めて「コンビニで100円のパンを盗んでも警察呼ばれて逮捕される時代に10数億円も窃取した行員が逮捕されないのは異常」と指摘し「銀行の不祥事隠しと言われてもおかしくない状況」と記した。 また、別の投稿では一部週刊誌のPVランキングでこの問題に関する報道が1位となっていることに触れ「国民の関心事が高い大事件であることがわかります。しかしこの間のマスコミの追及もなぜか弱く銀行側の記者会見もない」と首をかしげた。
東スポWEB