Yahoo!ニュース

IDでもっと便利に新規取得

ログイン

デビュー戦の勝利で「試合に出るのが怖くなった」丸山奏子の成長物語・第2章がスタート

配信

  • この記事についてツイート
  • この記事についてシェア
ABEMA TIMES

 誰もがそのシンデレラストーリーに驚き、そして賛辞を送った劇的なデビュー戦の勝利。しかしその僥倖が赤坂ドリブンズ・丸山奏子(最高位戦)を苦しめ、レギュラーシーズンを苦悶のまま終えた。平均順位は2.9、トップはデビュー戦の一度きり。苦しみを乗り越えて新シーズンに臨む、丸山の今の心境は―。 【動画】丸山奏子、2019シーズンハイライト -デビュー戦のトップ(オーラス見逃しからの倍満ツモ)はみんな驚きました。 丸山奏子(以下、丸山)  あの対局では自分の実力以上の結果となり、それがきっかけで「試合に出るのが怖い」という感情が生まれました。これまで麻雀を打つのが怖いと思ったことがなかったのですが、今まで感じたことなかったプレッシャーが、特に年内はありました。「失敗したくない、誰かに何かを言われるのが怖い」と、前向きさがなくてダメだったなというのが反省ポイントです。結局、初戦のトップ1回で終わってしまって…。 -もっと試合に出たかった?(昨年は規定最小数の10試合) 丸山  チーム状況が悪かったのもあり、先輩のオジサンズ3人が出たほうが期待値が高いという思いがあったので「マイナスしたらどうしよう、キズを最小限に抑えたい」という、後ろ向きな思いがありました。今は試合に出たいという感情ですが、当時は精神的にやられちゃいました。  落ち込んだ丸山が本来の明るさを取り戻せたのは、麻雀ととことん向き合ったから。「麻雀は楽しいもの」と思いを新たにして、信頼できる仲間と練習に取り組んでいる。 丸山  辛いのはみんな一緒だから、楽しもうと思って、気持ちを切り替えました。入会当初の私の麻雀を知っている先輩方と麻雀をして「強くなってるよ」と励まされるのも大きかったです。自分でも良くなったポイントが見つかって、今の状態につながっている、という感じがあります。勉強したことを発揮したい、私はもっとできる、という思いがあります。 -直近の対局では好成績も 丸山  女流最高位戦リーグで負けている時に、前の自分なら持ちこたえられなかったのが、今期はメンタル的に持ちこたえて、昇級ができたんです。「負けていても取り返せばいい」という思いになれるようになりました。悪いことがあってもまた取り戻せる、というのが経験として糧になったと思っています。去年は麻雀をしていて「辛そう」と印象を持たれ、周囲に心配をかけました。今年は「やるじゃん」と思わせたいというか、自分が成長したことを実感しているので、それを見てもらいたいです!  身振り手振りを交えコミカルに、時には昨年を思い出し、苦しい表情を浮かべながら、丸山は来期の奮起を誓った。園田賢(最高位戦)、鈴木たろう(協会)に村上淳(最高位戦)といった麻雀界最高峰レベルのプロからの指導も、丸山を日々成長させている。「育成」の言葉と並べて語られるのはもう終わり、戦力としてチームの一員となり得る、丸山の成長物語・第2章がすぐに始まる。 ◆Mリーグ 2018年に発足。2019シーズンから全8チームに。各チーム3人ないし4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム90試合。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各16試合)、さらに上位4チームがファイナルシリーズ(12試合)に進出し、優勝を争う。優勝賞金5000万円。

【関連記事】