タイガース、完封勝利でシリーズ1勝1敗 カーペンターが難攻不落の守護神から決勝弾、3冠左腕スカバルは7回0封
● ガーディアンズ 0-3 タイガース ○ <現地時間10月7日 プログレッシブ・フィールド> ワイルドカード3番手のデトロイト・タイガースが中地区王者ガーディアンズとの地区シリーズ第2戦で完封勝利。シリーズ成績を1勝1敗の五分とし、9日の第3戦から本拠地コメリカ・パークに乗り込む。 タイガースは今季投手3冠の先発タリク・スカバルが圧巻の投球。5回裏一死までパーフェクト投球を披露し、打者13人から毎イニングの8奪三振。その後、この試合初安打から一死一、二塁とするも、7番ヒメネスを二ゴロ併殺打に打ち取ってピンチを切り抜けた。 6回裏にも一死一、三塁とピンチを背負ったが、2番フライを遊ゴロ併殺打に仕留めて無失点。7回裏はわずか9球で三者凡退とし、7回3安打、無失点の快投。地区王者ガーディアンズ打線を封じ込んだ。 両軍スコアレスで迎えた8回表、4番手右腕ギャディスから二死一、二塁の好機を作るも、ここでガーディアンズは今季セーブ王、防御率0.61の絶対的守護神クレースを前倒し投入。5番ウェンシール・ぺレスが左中間へライナー性の打球を放ったが、左翼手クワンのダイビングキャッチに先制点を阻まれた。 それでも9回表、回跨ぎのクレースに対して二死から8番ジェーク・ロジャーズ、9番トレイ・スウィーニーの連打で一、三塁の好機を迎えると、途中出場の1番ケリー・カーペンターが値千金の決勝3ラン。最終回を3番手ボー・ブリースケが三者凡退とし、完封リレーを締めた。
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