オンライン会議で「こなれ感」を出すちょっとしたコツとは?
コロナ禍によるテレワークで、劇的に増えたオンラインミーティング。慣れてきた方も多いでしょうが、オンラインでこなれた印象を与えるためのちょっとしたコツをご存じでしょうか。なにげなくやってしまう「しぐさ」が相手に与える印象や、自分のイメージをも変えられるちょっとした「しぐさ」のポイントがまとめられた新刊『仕事のしぐさ図鑑 「デキる人」「残念な人」を決める50のポイント』より、オンラインミーティングで「デキる人」にみえるちょっとしたコツをご紹介します。 ● カメラとの正しい距離を見極める 人の話を聞く間はカメラから適度に離れた位置にいて、自分が話すときや話したいと思ったタイミングでカメラに近づきます。自分の像の大きさをコントロールすることで、しっかりと自分の意見を主張しましょう。 みなさん、いかがでしたか? 新刊『仕事のしぐさ図鑑』では、海外でも活躍したパントマイムのプロであり、CGキャラクター作画のアドバイザーなども務める著者・荒木シゲルさんが、「デキる人」「残念な人」を分ける「しぐさ」の50のポイントのほか、特に印象を変えやすい手や顔の動かし方、自在にカラダを動かせるようになるトレーニング方法などをご紹介していますので、参考に見てみてくださいね。
著者:荒木シゲル(あらき・しげる) コミュニケーション・トレーナー/パントマイム・アーティスト アクトバート合同会社代表、FACS認定コーダー、デジタルハリウッド大学大学院客員教授、CG-ARTS協会委員 高校卒業後にイギリスの美術大学に留学し、卒業後はデズモンド・ジョーンズに師事、パントマイム・アーティスト、俳優として活動。ロンドン市内の劇場で4つのソロ公演を興行、イギリス国内外の雑誌、新聞等で取り上げられた。アジア人パフォーマーの代表として故マーガレット王女に招かれ、晩餐会でパントマイムのデモンストレーションを行ったこともある。1998年に帰国後は、CGキャラクターアニメーションのアドバイザーとして映像、ゲーム制作に関わる。また、ヒューマノイドロボット研究者の集まる「デジタルヒューマンワークショップ2005」、国内外のCGクリエイター・研究者の集まる「シーグラフアジア2009」、スイス、チューリッヒ大学でのシンポジウムなどで身体表現に関する講演を行う。現在は、即興演技・パントマイムを取り入れたコミュニケーションセミナー「コムトレーニング」を、企業や学生向けに開催している。
荒木シゲル