同級生の半井重幸選手との思い出を語ったゆうちゃみ（撮影・棚橋慶太）

　モデルでタレントのゆうちゃみ（２２）が８日、パリ五輪ブレイキン男子代表の半井重幸選手（２２）＝ダンサー名・ＳＨＩＧＥＫＩＸ＝に熱烈エールを送った。半井選手とは大阪・大阪学芸高の同級生でクラスメート。高校時代は「いつメン（いつものメンバー）」として青春時代をともに過ごしたＳＨＩＧＥＫＩＸの金メダル獲得に、期待を寄せた。 【写真】高校時代にゆうちゃみとクラスメートだった五輪戦士 　青春時代に何度も何度も聞いてきた言葉だからこそ、「いつメン」の金メダルを信じてやまない。「ずっと言ってた『オリンピックで金メダル取る』っていうのは絶対実現してほしい。逆に、自分取らんかったら誰が取るん？みたいなぐらい、マジで期待してます。絶対にシゲしか取らんと思ってます」。ゆうちゃみは、等身大の言葉で明るくエールを送った。 　大阪学芸高の同級生。既にモデルとして活躍するゆうちゃみと、競技ダンサーとして世界で結果を残す半井選手は、同校の公式ＨＰで「特技を通じて、世界や全国で活躍する生徒を応援します」と紹介される特技コースで、同じ教室に通う仲間。「陽キャの集まり」と振り返る個性派ぞろいのクラスでゆうちゃみと半井選手さらにサッカー男子で同じくパリ五輪に出場した藤尾翔太選手らは、よく行動をともにするグループだったという。 　「みんなでサッカーして遊んだり、放課後にマクド一緒に行ったり、プリクラ撮りに行ったり。あべのキューズモールで遊んだこともありましたね。（学校では）一緒に食堂行ったり、コンビニでアイス買ってくれたりもしましたね」と懐かしげに語る。 　一方でダンスに対してはとにかくストイックな姿を見た。「めっちゃ真面目で人生がブレイキン！みたいな人。自分の動画を見て研究して、毎日１８時くらいになったら必ず練習に行っていた」と語り「世界にブレイキンを広めたい、絶対に世界一になるって言ってました。『世界一』、『チャンピオン』、『金メダル』この３つはずっと言っていた」と明かした。 　昨年には東京で食事もいくなど、交流は続いている。たわいもない話は、お互いを青春時代へとタイムスリップさせる。高１で初めて半井選手のダンスを見て「天才っすね」と評しながらも「おちゃめだし、異次元レベルで人に優しい。でも繊細なところもあるんですよ」と笑う。夢見ていた五輪舞台で舞い踊る姿を、楽しみにしている。 　◇ゆうちゃみ（本名・古川優奈＝こがわ・ゆうな）　２００１年９月８日生まれ。大阪府東大阪市出身。１０代のころから「ピチレモン」、「Ｐｏｐｔｅｅｎ」などのモデルとして人気を集め、近年はタレントとしても活躍。パリ五輪のブレイキン男子代表の半井重幸選手、サッカー男子代表の藤尾翔太選手とは高校時代のクラスメート。趣味はボディメイク、ゴルフ。身長１７５センチ。