川遊びの時は着用の徹底を!西条市の小学校で“ライフジャケット”講習
南海放送
今月16日、愛媛県西条市の小学校では… 久保一平さん: 「加茂川で泳いだことある人?」 “ライフジャケット”についての講習会が行われました。講師は、市内でアウトドアショップを経営している久保一平さん。久保さんは、禎瑞小学校の全校児童に向けて、市内を流れる加茂川は勾配が急なため流れが速く、水深が深い場所があるなど、危険箇所について説明しました。 久保さん: 「皆がジャバンと入ったら人はどのくらい浮くでしょう?頭の先っぽだけ浮きます。そのくらい浮かない」 そのうえで、川遊びをする時にはライフジャケットを着ることを徹底してほしいと呼びかけました。 その後、子ども達は実際にライフジャケットを身に付け、久保さんが正しい使い方をレクチャーします。 6年生女の子: 「(ライフジャケットの)紐をしめてなかったらつけていても危ないので、ちゃんとそういうところを確認して着ようと思いました」 5年生男の子: 「加茂川はいろいろな川の流れがあって、ちゃんと川の流れをわかっていないと危険なところだとわかった」 加茂川では今月7日、小学5年生の女の子が溺れて亡くなる事故がおきています。 また取材したこの日は、これまでの大雨で川の流れにも変化が… 久保さん: 「この辺が浅かったりするのでぱっと見浅いのでこの辺で泳ごうかなと入る人が多いですけど、すぐそこでどーんと深くなっているので、うかつに入ると足は蟻地獄のように砂利石でずるずると奥に引きずり込まれる」 水遊びが増える時期、水の事故が起きないために… 久保さん: 「子ども達にライフジャケットを着せるのと保護者の方もライフジャケットを着てもらう。そうしないと助けに行けないし、何かあった時に対処ができない、全員でライフジャケットを着た状態で楽しく遊んでほしい」