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果実泥棒 見張ろう ドラレコ搭載を推進 長野・JAあづみ青壮年部小倉支部

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日本農業新聞

 長野県のJAあづみ青壮年部小倉支部は、各地で農作物の盗難被害が相次いでいることを受けて、地域ぐるみで盗難を防ごうと、農家や地域住民の車両に載せたドライブレコーダーの活用を始めた。盗難事件が発生した場合に録画画像を警察に提供し、捜査に役立ててもらう。協力者のネットワーク組織を立ち上げて活動をアピールすることで、抑止効果を狙う。  安曇野警察署によると、同支部が活動する安曇野市三郷小倉地区では昨年3件の農作物の盗難被害の届け出があった。収穫適期の梨1400個が盗まれ、被害額が約20万円に上った農家もあるという。  同支部は9月上旬「オグラドラレコネットワーク」を結成し、車にレコーダーを搭載している賛同者を募っている。安曇野署と連携し、盗難被害発生時には、発生日時や場所といった情報をメールなどで会員に周知。会員は、不審者が写っているなど関係しそうな映像があれば、任意で警察署に提供する。  台数が多いほど効果が高くなるため、地域住民にもレコーダーの取り付けと入会を呼び掛けていく方針だ。取り組みをPRするため「NO MORE 果物泥棒」と描いた看板もJA小倉支所に設置。園地の防犯カメラや活動周知のため開設したホームページと併せ、抑止力を高める。  同支部はこのほど、JA小倉選果場構内でドライブレコーダーの取り付けサービス会を開いた。地元カー用品店の協力で割安で供給されたドライブレコーダーを希望者に購入してもらい、事前に申し込みのあった農家の車両31台に、部員14人が無料で取り付けた。  支部部員で取り組みの発起人でもある古田然さん(34)は「仲間が盗難被害に遭うのは自分のことのように苦しい。『この地域は盗難対策が徹底されているので盗みに行くのはやめよう』と思われるような抑止力につながればいい」と話す。

日本農業新聞

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