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クラウドファンディングで飲食店、農家、漁師を支援 浜松市

配信

静岡朝日テレビ

 新型コロナが逆風となっている飲食業ですが、浜松市では新たな取り組みで苦境を乗り越えようとしています。  浜松市内に2つの飲食店を出している「桝形」。浜名湖でとれたウナギやすっぽんなど、地元食材の素材を生かした創作料理を提供していますが、2店舗のうちの1つ、割烹居酒屋「凡猿」は休業要請が解除されてもテイクアウトのみの営業としています。県外からの利用客も多く新型コロナ感染の不安が残っているためです。 桝形 鈴木佐智生社長:「お客様の思いを考えると、早く開店したいという思いでいっぱいだが、従業員の安全も考えて見合わせている」  先月上旬にはもう1つの店「桝形」をリニューアルオープンする予定でした。しかし、感染リスクや集客を考え1カ月以上経った今も開店できていません。外出自粛などにより通常通りの営業に戻っていない店も多い飲食業。  売り上げが落ちた店を支援しようと始まったのがインターネット上で運営資金を募るクラウドファンディングです。浜松産の食材を扱う市内の飲食店や生産者らでつくる「浜松パワーフード学会」による取り組みです。 浜松パワーフード学会会長 秋元健一:「飲食店だけではなくて、その後ろにいる卸の方とか生産者たちとか、そういった皆さんすべてに災いがのしかかってきている状況で、これを何とか救う方法がないかと思った」  寄付をする人は応援したい店と金額を決めると特典として8月から、その店で使える寄付と同じ金額分の食事券を受け取れます。寄付は市内69カ所の店舗などを対象としていて飲食店だけでなく、農家や漁師も含まれています。 浜松パワーフード学会会長 秋元健一:「コロナの苦しい状況を乗り越えた暁には、感謝の気持ちをもって、浜松産の食材を使って、さらにおいしく楽しくしていけるような取り組みにしたい」  桝形もクラウドファンディングのサイトに名前を載せています。 桝形 鈴木佐智生社長:「新しい取り組みですけれども、町のため、浜松市のためにおいしいもの作っている生産者の皆さんのためにも頑張りたい」  7日から募った寄付は1週間ほどで目標の500万円を超えました。目標額を1000万円に引き上げ5月31日まで受け付けています。クラウドファンディングサイト「READYFOR」。一人では解決できない困難も多くの支援の手があれば。苦境を乗り越えた先に見据えているのは恩返しです。