仮想通貨、今はプライベートバンクに受け入れ余地なし-ピクテ
(ブルームバーグ): スイスの資産運用会社ピクテ・グループは4日、暗号資産(仮想通貨)への投資に警鐘を鳴らした。仮想通貨業界を巡るが理由だ。
同社のアジア・ウェルスマネジメント部門CEO(最高経営責任者)ティー・フォン・セン氏は、「仮想通貨は無視できない資産クラスになるだろうが、現在プライベートバンカーやプライベートバンクのポートフォリオに受け入れる余地はないと思う」とシンガポールで開催されたで語った。
同氏は「過去2年間のボラティリティーを見ると、大きな利益を得る可能性もあるし、大きな損失を被る可能性もある」と指摘し、ピクテには暗号資産市場をモニターするチームがあると説明。「問題は、顧客をいつ参加させるかということだ」と述べた。
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Krystal Chia