福祉用品のプロが教える「ダイソー優秀アイテム」2選&かしこい100均活用術!
介護・療養生活をより快適にするアイテムはたくさん販売されています。その種類は、おむつやリハビリパンツのような必需品から、「あると便利だな」というお役立ちグッズまで。 前編につづき、100円ショップの草分け的存在、「ダイソー」の店舗で購入できる介護アイテムのご紹介を続けていきましょう。 さいごに「100円ショップでの購入するのはオススメできないグッズ」についても触れます。福祉用品のプロの目線で、コストと安全面にフォーカスしてお伝えしていきますので、ぜひご参考になさってください。
「100均でも満足!」介護アイテム2選
今回は「杖」に関連するグッズをまとめてみました。ふだんお使いの杖と合わせて使うと便利ですよ。
①杖ピタッと
食事や一休みの際には、杖を机などに立てかけておくという人もいるでしょう。そんなときに役立つのが、こちらの『杖ピタッと』です。 『杖ピタッと』は机や引き出しなどに取り付けておく杖ホルダー。これで杖を支えておけば、うっかり杖が倒れてしまうということもありません。 杖が床に倒れてしまうと、自力で拾い上げるのに苦労します。このようなグッズでしっかりホールドしておくと安心です。 「高価なタイプと何が違う?」 杖ホルダーの平均価格は1,000円ほどです。高価なタイプはよりしっかり取り付けられたり、椅子への取り付けが可能だったりします。
ゴムキャップ
杖はずっと使っていると杖先のゴムがすり減って、安全性が低下してしまいます。 定期的にゴムを交換するとよいでしょう。 ダイソーでは、パイプの太さ直径16mm用と19mm用のゴムが販売されています。購入前にお手持ちの杖の太さを確認しておくとよいですよ。 パイプの太さを測るときには、 1.ゴムを外す(軽く左右に回転させるようにしてひっぱると外れます) 2.ゴムを外すとパイプの先端が出てくるので、先端に定規をあてて直径を測る この手順で測りましょう。 高価なタイプと何が違う? ゴムの平均価格は500円前後です。高価なタイプは形状に工夫が凝らされていることが多いです。 次では、100円ショップで購入するのは、あまりおすすめできないアイテムを紹介していきます。その理由もあわせて解説していくので、ぜひ参考になさってください。