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【ドラフト回顧・2010年】早大トリオがそろって1位、柳田悠岐、秋山翔吾など2位以下、育成も当たり年

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今年もまた、ドラフト会議が近付いてきた。1965年秋からスタートし、今年で56回目。制度をさまざまに変えながら歴史を紡いできた。ここでは2019年のドラフト会議まで、1年ごとに振り返っていく。

オリックスは3度抽選に敗れる

 斎藤佑樹、大石達也、福井優也の早大トリオを筆頭に、澤村拓一(中大)ら大学生投手が1位指名候補として注目され、複数球団の競合が予想されていた。実際に単独指名も含めて全12球団が1位1巡目では大学生投手を指名している。  6球団が競合した大石は西武が、4球団が競合した齋藤は日本ハムが交渉権を獲得。福井は大石を外した広島が2巡目で単独指名した。同一所属から3人の投手が1位指名を受けるのは史上初だった。  澤村はドラフト前から巨人入りを熱望したこともあってか、他球団が指名を回避。巨人が一本釣りし、中日は大野雄大(佛教大)を単独指名した。  1位2巡目は広島のほかにも横浜、阪神、ソフトバンクが単独指名する中で、最後までもつれたのはオリックスとヤクルト。オリックスは2巡目で伊志嶺翔大(東海大→ロッテ)、ヤクルトは塩見貴洋(八戸大→ヤクルト)を外すと、3巡目でともに山田哲人(履正社高)を指名。ヤクルト・小川淳司監督が当たりクジを引き、ドラフト史上初3度抽選に敗れたオリックスは後藤駿太(前橋商高)を指名した。 【2010年ドラフト12球団1位】 横浜 須田幸太(JFE東日本/投手) 楽天 塩見貴洋(八戸大/投手) 広島 福井優也(早大/投手) オリックス 後藤駿太(前橋商高/外野手) ヤクルト 山田哲人(履正社高/内野手) 日本ハム 斎藤佑樹(早大/投手) 巨人 澤村拓一(中大/投手) ロッテ 伊志嶺翔大(東海大/外野手) 阪神 榎田大樹(東京ガス/投手) 西武 大石達也(早大/投手) 中日 大野雄大(佛教大/投手) ソフトバンク 山下斐紹(習志野高/捕手)  この年は2位指名選手以降に、柳田悠岐(広島経大→ソフトバンク2位)、秋山翔吾(八戸大→西武3位)、西川遥輝(智弁和歌山高→日本ハム2位)、美馬学(東京ガス→楽天2位。現ロッテ)と各球団を代表する選手が多いのも特徴だ。  特に目を引くのが育成ドラフトでのソフトバンク。4位に千賀滉大(蒲郡高)、5位に牧原大成(城北高)、6位に甲斐拓也(楊志館高)を指名。3人とも主力選手として常勝軍団を支えているだけでなく、千賀、甲斐バッテリーは日本代表としても活躍する“育成の星”に成長を遂げた。指名順位からの飛躍度合いでいうと“当たり年”と言っても過言ではない。  なお、指名された97選手(育成を含む)は2007年のドラフト以来、3年ぶりに入団拒否者が出ることなく指名球団に入団している。 写真=BBM

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