民主党議員6人に爆弾脅迫 感謝祭、被害はなし
【ワシントン共同】米東部コネティカット州選出の民主党連邦議員少なくとも6人に対し28日、自宅に爆弾を仕掛けたとの脅迫があった。米国でクリスマスと並ぶ重要な祝日の感謝祭当日で、家族と在宅していた議員もいたが、爆弾は見つからなかった。警察が捜査している。主要メディアが報じた。 下院民主党トップのジェフリーズ院内総務は29日、民主党議員に対するいずれの脅迫文にも、共和党のトランプ次期大統領のスローガンの頭文字を取った「MAGA(マガ)」の文字があったと明らかにした。 トランプ次期政権の複数の高官候補も26日夜から27日朝にかけて爆弾を仕掛けたとの脅迫や、虚偽通報で自宅に警察が駆け付ける嫌がらせに遭った。コネティカット州の脅迫被害との関連は不明。 AP通信によると、脅迫を受けたのはマーフィー上院議員と、ハイムズ、コートニー、ラーソン、ヘイズ、デローロの各下院議員。ヘイズ氏は自宅の郵便受けにパイプ爆弾を仕掛けたとする電子メールを受信した地元警察から28日朝に連絡を受けたという。