【フィリピン】DFNN、データセンターと宇宙に注力
フィリピンのITサービス会社DFNNは16日、最先端技術分野への投資の一環として、データセンターと宇宙技術に注力すると発表した。デジタルインフラを構築し、フィリピンの国際競争力の向上に向けた支援を強化する。 データセンター分野では、排水ゼロや、サーバーラック1台当たり100キロワットの電力供給量、最高1.15の電力使用効率(PUE)など、業界トップクラスの実績を持つ米シリコンバレーの提携先と協力する。 宇宙技術分野では、人工知能(AI)などを利用した宇宙技術プラットフォームや宇宙持続可能性支援システムに投資する。 貿易産業省傘下の投資委員会(BOI)が定めた投資優先計画(IPP)に沿って、近宇宙や地球低軌道(LEO)、静止軌道、宇宙観光、地球外・惑星間軌道へのロケットの発射台などに関わる産業を支援する。宇宙センターや宇宙産業、関連業務を支える開発事業にも携わる。