投資は若いうちから始めた方がいいってホント!? 始めるべき5つの理由
投資してお金を運用するのって、かっこいいけどちょっとコワい。「私には関係ないでしょ」なんて思っているうちに、周りの子は始めてるかも!? まずは勉強してみませんか? 気になる【お金】の話はこちら! 近い将来に使いそうなお金は貯金で確実に貯めて、遠い将来のためのお金は投資してみるのもいいかな……でも、最初の一歩がなかなか踏み出せない! みんなのギモン・不安にファイナンシャルプランナーの深田さんが答えます。 ■アドバイス/深田晶恵さん(ファイナンシャル・プランナー) (株)生活設計塾クルー取締役。外資系電機メーカー勤務を経てFPに転身。個人向けのコンサルティングのほか、各メディアで活躍中。自他ともに認めるお酒好き。
【理由 1】親世代とはお金を取り巻く環境が変わったから
このグラフのとおり、30年前と現在とでは金利がこんなにも違います。昔は銀行に預けておくだけでもお金が増えていたということです。ところが今はマイナス金利。増えないどころか、目減りする可能性も。 個人年金保険や学資保険も同じで、今の金利ではほとんど増えません。だからこそ、自分の責任で投資をして増やすしかないというわけです。
【理由 2】お金とつきあうための 「道具」は多いほうがいいから
残念ながら、私たちの世代は、預貯金や貯蓄型保険だけで資産をつくるのはムリそう。でも、ため息ばかりついていても仕方ありません。 投資の方法も知っていれば、お金を貯める・増やすことのバリエーションが広がります。貯金と投資のバランスをとりながらお金とつきあって。
【理由 3】投資は練習しないと上手にならないから
失敗するのが怖いからと何もしなければ、いつまでたっても投資デビューはできません。お金を増やす力を身につけるには、「まずは練習」と割り切って始めてみるしかないのです。 手数料の安いものを選ぶなど、大事なポイントを押さえつつ、少額から始めるのがいいでしょう。
【理由 4】若いうちから始めたほうがいいから
時間は、投資の味方になってくれます。下のグラフで年数とともに利益が大きくなっているのは、元金+収益の分も含めて再投資する仕組みがあるから。 これを「複利」といいます。老後資金を貯めるのに投資が向いているのはそのため。若いうちから始められるということは、それだけで大きなメリットともいえるのです。