駒大の“怪物”佐藤圭汰、雪辱の箱根駅伝へ「希望は3区」 ライバルは前回敗れた青学大・太田蒼生「同じ区間ならリベンジしたい」
25年1月2日、3日の箱根駅伝で2年ぶりの総合優勝を狙う駒大が13日、オンラインで報道陣の取材に応じた。21-22年シーズンは大学三大駅伝3冠を達成し、昨季も3冠に王手をかけていたが、箱根駅伝は青学大に先頭を譲って総合2位。今季も出雲駅伝、全日本大学駅伝でともに国学院大に次ぐ2位となっており、藤田敦史監督は「箱根だけは取りたい。前回準優勝の悔しさをずっと持ち続けてきました。総合優勝を掲げたい」と意気込んだ。 【写真】前回、3区で佐藤圭汰との22秒差を逆転した太田蒼生 “怪物”として注目される佐藤圭汰(3年)は今季恥骨を痛めた影響で駅伝出場はなし。前回の箱根駅伝では3区で、青学大の太田蒼生に先頭を譲った苦い経験もある。それだけに「希望区間は3区。出雲、全日本と走れていないので、箱根ではしっかり貢献して優勝したい。箱根に向けて順調にトレーニングができている。悔しさを晴らす走りがしたい」と力を込めた。ライバルはもちろん「太田蒼生選手」という。「同じ区間を走れるのであればリベンジしたい」と雪辱を誓った。