中日2位・吉田聖弥は憧れの人と同じ番号に!「ピッチャーの究極体」レジェンド左腕の背中を追いプロとしての第一歩
中日の新入団選手発表会見が14日、名古屋市内のホテルで行われ、新人8選手の背番号が発表された。ドラフト2位の吉田聖弥投手(22)=西濃運輸=は「47」と憧れの人の番号に決定した。 憧れの人と同じ番号になった。「希望していた通りの番号を用意していただけて感謝しています」。47のユニホームに袖を通した吉田の甘い表情がキリリと引き締まった。 小学2年生のときだった。ソフトバンクの試合を福岡へ見に行くと、杉内俊哉(現巨人投手コーチ)がマウンドに立っていた。「何も野球のことを知らない状態で観戦して、あのたたずまいがカッコイイと思った。それで野球を始めました。きっかけになった選手です」。野球を続けるにつれ、偉大さは身に染みてわかるようになった。「140キロでも空振りが取れる真っすぐがある。それがピッチャーの究極体だと思います」。自らも先発完投型の投手になるべく、プロとしての第一歩を踏み出す。 率先してルーキーたちとのコミュニケーションにも努めている。「グループラインをつくったので筆頭で引っ張っていきたい。金丸がおとなしかったので、そこは社会人として頑張ります。ドラフトの順位は負けているのでそこは勝てるように」とちゃめっ気たっぷりに話した。
中日スポーツ