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<台風10号>7日午前に佐賀県内最接近 「最大級の警戒必要」佐賀地方気象台

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佐賀新聞

 非常に強い台風10号は4日、日本の南を勢力を強めながら北西に進んだ。佐賀地方気象台は、台風が特別警報級の勢力まで発達するとしており、県内は6日午後に風速15メートル以上の強風域、7日午前には風速25メートル以上の暴風域に入り、最接近すると予想している。  4日午後9時現在、中心気圧920ヘクトパスカル、中心付近の最大風速50メートル、最大瞬間風速70メートル。5日夜には中心気圧が915ヘクトパスカル、中心付近の最大風速55メートル、最大瞬間風速80メートルに勢力が強まる見通し。  気象台によると県内は6日、最大風速25~29メートルの非常に強い風を予想し、7日は30メートル以上の猛烈な風で、雷を伴った1時間50ミリ以上の激しい雨が降るとみている。7日午後6時までの24時間雨量は200~300ミリで、波の高さは6日が唐津沿岸海域で3メートル、有明海で2メートルを予想している。  これまでに県内の観測点で記録した最大瞬間風速は、1991年9月14日の台風17号が最も強く、佐賀市駅前中央で54・3メートル、次いで台風19号が通過した同年9月27日の同地点で52・6メートルだった。気象台は、県内に特別警報級の台風が接近したことはないとしており「この風速に匹敵するか、それ以上になる可能性もある」と警戒を強めている。  4日に開かれた県災害警戒本部会議で、山口祥義知事は「佐賀豪雨の時、朝の出勤で命を落とした方もいる。危ない時間帯のリスクをみんなで共有したい」と述べ、在宅勤務などを呼び掛けた。新型コロナウイルスへの感染を心配して避難をためらうケースを懸念し「差し迫った危険が最優先。風水害で命を落とすことがないように」と強調した。県教委によると、県立学校と全20市町の小中学校は7日、全て休校になる。  6、7日は県内の交通機関にも影響が見込まれる。佐賀市営バスや松浦鉄道は既に7日の終日運休を決めており、全日空(ANA)やJR九州は、欠航や運転の見合わせなどを検討している。(小部亮介、円田浩二)

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