選抜高校野球 異例の1カ月前抽選、監督たちが語る「メリット」
名将・馬淵監督の予想は「好試合多くなる」
「1回戦の好試合が多くなる」と予想するのが、歴代4位タイとなる春夏通算51勝を誇る明徳義塾(高知)の馬淵史郎監督だ。これまでは開幕1週間前まで試合日が分からないことから「どのチームも大会初日を想定して練習試合で投手起用を試していた」と指摘。今回は初戦の日時が分かっているため、逆算して3月6日解禁の練習試合で投手の調整ができるようになるという。「仮に相手打線が左打者が多ければ、練習試合でも似たようなチームと対戦させることもできる」といい、さまざまな準備や対策を講じる十分な時間が取れることから好試合につながるというわけだ。 好カードぞろいの1回戦。ひと冬越えて力を付けてきた選手たちが、甲子園の舞台で最高のパフォーマンスを発揮できることに期待したい。【安田光高】
全31試合を動画中継
公式サイト「センバツLIVE!」では、大会期間中、全31試合を中継します(https://mainichi.jp/koshien/senbatsu/2021)。また、「スポーツナビ」(https://baseball.yahoo.co.jp/senbatsu/)でも展開します。
毎日新聞社