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【バレー】ハイキュー!!コラボイベントを元Vリーガーが紐解く 玄人編 北沢浩のバレーボール質問箱

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バレーボールマガジン

ハイキュー!!コラボマッチを元Vリーガーが紐解く。第2回目では、ハイキュー!!×VリーグSPECIAL MACTHを玄人目線でお伝えさせていただきます。 そのため、多少辛口な場面もありますので、ご理解の程よろしくお願いいたします。 試合の映像は14日までV.TVで無料公開されていますので、もう一度見返していただきながら読んでいただくのも一興かと。 今回は、1~3set目のそれぞれのゲームの流れ、どこの場面が重要だったのか、どの選手が何をしたからゲームが有利に運べたのか、不利になってしまったのか、などを出来る限り分かりやすくお伝えできればなと考えております。 では、いきましょう。

第1セット

まず、「ゲームの流れ」について簡単にご説明させていただきます。 ゲームの流れは「サイドアウトも含めた、3連続以上の得失点」により大きく動きます。 詳しい理由は本編で説明すると長くなりますので、僕個人のTwitterで後ほどご説明をさせていただく機会を設けようかと思いますので、そちらをご参照ください。 そして、1setに3連続得点を2回以上したチームは、高確率で勝ちます。 ランニングスコアを記録したところ、今回のSPECIAL MACTHも上記に当てはまりました。 ※ランニングスコアが欲しい方はDMください、Excelベースですがお渡しします では、1set目から。 ------------------------------------------------------------ ※アドラーズ(白)/ブラックジャッカル(黒) 第1set目 (動画40分00秒~64分30秒) 序盤、1-1からいきなり(黒)No.15喜入選手のサービスエース。 ブラックジャッカル優勢にいくかな?と思いきや、次はサーブミスでサイドアウト。 その後、2-3からアドラーズが怒涛の4連続得点、ゲームは一気にアドラーズ優勢に傾く。 内訳は、サイドアウトで3-3、(白)No.9池田選手のサービスエースで4-3。 両チームとも、その次のプレーが重要です。(黒)はSRはAパスでしたが、“(黒)No.22藤岡選手とNo,5松林選手のコンビが合わず、苦し紛れのフェイントが拾われ、“(白)No.9池田選手がキレイにライトバックを決めて3連続得点。 その後、次は(黒)No.00武智選手のレフトに切り替えるが、これもアドラーズが拾い、(白)No.10リベロ井上選手のトスからNo.7迫田選手が決めて4連続得点の完成で(白)6-3(黒)、序盤はアドラーズ(白)優勢となりました。 その後、6-3で(白)No.10井上選手がナイスレシーブを2本上げ、攻撃機会を2回作りましたが、(白)No.7迫田選手、(白)No.9池田選手ともにスパイクを決めにいけず、(黒)武智選手に技ありのレフトストレートでブラックジャッカルの得点となりました。(白)6-4(黒) 反省としては、リードしており優勢のアドラーズとしては、(白)No.10リベロ井上選手の 好レシーブをキッカケにさらに勢いに乗りたい場面なので、多少のミスは覚悟で両選手とも気合MAXのスパイクを打ってほしかった場面です。 6-3が7-3になるのと、6-4になるのでは大きな違い(4点リードor2点リード)があります。 さらに次のプレー(6-4)では佐川選手がツー攻撃を仕掛け拾われて切り返された事もポイント。 先ほどの場面で2回のブレイクチャンスを逃してしまった後にツー攻撃を仕掛けるのは その後の展開が難しくなる傾向があるため、要注意です。 上記より、(白)6-3(黒)から6-5となり、ゲームの流れはアドラーズ優勢からドローになりました。 その影響でしばらくは連続得点がどちらにも出ずに試合は停滞(サイドアウトの応酬)。 ブラックジャッカルとしては、その間に1つでもキッカケを掴み、連続得点をしたいが、サーブミスが多く、キッカケを掴めない(合計7本) 終盤までそのままのゲーム展開で最後はブラックジャッカルの連続ミスにより(白)25-23(黒)でアドラーズの勝利 <北沢の感想> *V1ファイナル ジェイテクトvsパナソニック戦のB表を参照 負けたブラックジャッカルは1setにサーブミスが7本あり、少し多いかなと感じます。 *V1ファイナルのジェイテクトvsパナソニックの試合はフルセット(5セット)で合計12本のサーブミスでした。 これを1setあたりに換算すると2.4本なので、それと比較すると多いですね。 サーブミスの分だけ得点チャンスは失われますし、スパイクミス率は*約10%なので、 (10本中1本はミスという傾向)、サーブを入れておけば、それだけで10%はブレイク出来るチャンスがある事になります。 とは言え、攻めるサーブはもちろん大事です。 昨年のW杯の西田選手のように流れを一気に引き寄せ、勝利を掴み取る事も出来ます。 しかし、それでも場面を考えてサーブを攻めるか否かを選択する必要があり、そこにチームとしての方針や、選手個人としての役割や性格などが表現されるので、注目してみると面白いです。 今回は即席のチームなので、まずはサーブミスは覚悟で攻める、といったプランも十分に考えられます。 そのプランが上手くいかなかったという事で、次のsetで切り替えれば良いという事になります。

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