知らない人多すぎ! 高速道路を“格安”に使える「めちゃ得サービス」が存在! 平日や朝夕も「勝手に割引」される方法とは
高速料金が「かってに割引」される方法とは!
目的地まで短時間で移動できる「高速道路」は便利な交通手段ですが、一方で、遠方に行けば行くほど通行料金が高くなるため、気軽には使用できないという人もいるでしょう。 そんな人にオススメしたい、高速道路の料金を格安に抑えられる「割引サービス」が存在することはご存知でしょうか。 【画像】「えっ…!」これが2030年に使えなくなる「ETCの見分け方」です!(11枚)
そのサービスは、高速道路や有料道路を通る際に自動で料金支払いができる「ETC」を利用することによって受けることが可能な、「ETCマイレージサービス(以下、ETCマイレージ)」です。 これは事前にETCカードをETCマイレージに登録することで、一部の道路で支払った料金に応じて道路事業者ごとにポイントが付与され、貯まったポイントを通行料金の支払いに充てて、通行料金が割引になるのです。 また「自動還元サービス」を設定すれば、貯まったポイントを自動的に還元することも可能。 東名高速や名神高速などの高速道路を管理するNEXCO3社の対象道路の場合では、通行料金10円あたり1ポイントが付与されるので、1000円分利用すれば100ポイントが貯まる仕組みです。 注意点としては、各道路事業者により制度は異なるため、ポイントの付与される利用料金に違いがあることです。 一例として、愛知県道路公社の対象道路では100円につき付与されるのが1ポイントとなるなどの差は生じますが、ポイントがたまっていく方式については変わりありません。 そして貯まったポイントは、NEXCO3社の場合は1ポイント1円として利用でき、自動還元サービスを使えば1000ポイントまたは5000ポイント単位などで自動的に通行料金に充てられ、通行料金の請求金額から差し引かれます。 他にもETCマイレージへの登録で得られるメリットが存在します。登録することで平日の6時から9時および17時から20時までの間に対象道路を通行すると、自動的に料金が割引になる「平日朝夕割引」も利用可能になります。 これは対象道路を利用して毎日通勤する人はもちろん、レジャーや帰省などで利用する人にとってもお得なサービスといえるでしょう。 ※ ※ ※ このようにお得なETCマイレージ。しかも事前にETCカードの登録さえすれば、年会費などはかかりません。 しかしETCマイレージサービス事務局の担当者への過去の取材によると、ETCマイレージの利用者数は横ばいとのこと。 思いのほか知名度は高くないようですので、高速道路を利用することの多い人にはぜひ利用して欲しい制度です。
くるまのニュース編集部