冬にぴったり、簡単“ポカポカ薬膳”レシピ。人気レストラン考案の味
健康や美容に気をつかう女性の間で人気の“薬膳”。最近は薬膳マイスターなどの資格をとる人も増えています。 ⇒【写真】たらのピリ辛トマト煮で疲れたからだをリフレッシュ! 2020年以来の新型コロナの感染拡大で、いつも以上に健康や免疫力に注目が集まり、食事から見直そうと考えた方も多いはず。そこで今回は新刊『大人気レストラン「然の膳」の世界一美味しいカンタン薬膳ごはん』の中から、お家で簡単に作れて、寒い冬にぴったりの“ポカポカ薬膳”レシピを3つご紹介します。
年末のバタバタでお疲れ気味のからだに…「たらのピリ辛トマト煮」
からだを元気にするたらと、胃のはたらきを助けてくれるトマト。この組み合わせで疲れたからだをリフレッシュ! 216kcal、塩分0.7g(1人分) 疲労回復 貧血に。 <材料(2人分)> たら…2切れ(180g) 玉ねぎ…1/4個 しめじ…1/3株(50g) にんにく…1かけ ルッコラ…適量 塩、粗びき黒こしょう…少々 薄力粉…大さじ1/2 オリーブオイル…大さじ1 バター…5g 白ワイン…大さじ2 (A) トマト缶(ホールタイプ)…200g 水…70ml 輪切り唐辛子…1本分 オレガノ(乾燥)…小さじ1 塩、粗びき黒こしょう…各適量 粉チーズ…適量 <作り方> ① 玉ねぎは薄切りにする。しめじは石づきを落としてほぐす。にんにくは輪切りにスライスする。トマト缶はフォークでなめらかになるよう潰す。ルッコラは根元を落とし長さを3等分にする。 ② たらに塩、粗びき黒こしょうを少々振り、薄力粉をまぶす。 ③ フライパンにオリーブオイルとにんにくを入れて中火で熱し、たらを焼く。両面に焼き色がついたら、たらだけ取り出す。 ④ ③のフライパンにバターを溶かし、玉ねぎ、しめじを加え、しんなりするまで炒める。白ワインを回しかけ、(A)を加える。沸いたら、たらを戻し、弱めの中火で3分煮る。塩、粗びき黒こしょう適量で味を調える。器に盛り付けルッコラを添え、粉チーズを散らす。
からだを芯から温める…「鶏肉とかぶのにんにく酒粕煮込み」
鶏肉、かぶ、にんにく、みそ、酒粕。すべてからだを温めるポカポカ食材。冷えの予防・解消にぴったり! 422kcal、塩分2.5g(1人分) 冷えに。 <材料(2人分)> 鶏もも肉…200g かぶ…1個(160g) にんにく…1片 ごま油…大さじ1 だし汁…300ml (A) みそ…大さじ2 みりん…大さじ1 酒粕…20g かぶの葉もしくは三つ葉…1/2束 <作り方> ① 鶏もも肉は一口大、かぶは乱切り、にんにくは薄切りにする。 ② フライパンにごま油、にんにくを入れ香りが立ったら、①を入れ焼目をつけ、だし汁を加えフタをして沸騰するまで強火、その後弱火にして火が通るまで煮る。 ③ 煮汁を少量と(A)をよく混ぜ合わせてから②に加え、フタを取り5分ほど弱火で煮る。 ④ 器に盛り、刻んだ三つ葉を添える。(かぶの葉の場合は③の段階で入れて煮る)