カニエ・ウェスト、お尻丸出し事件でベネチアの水上タクシーから「生涯出禁」を言い渡される
昨年秋頃から人種差別的な発言、特に反ユダヤ主義的なヘイトスピーチを繰り返していたカニエ・ウェスト。猛批判を浴び、「アディダス」を初めとするブランドやビジネスパートナーからも関係を打ち切られた。表舞台から姿を消している間にカニエは元妻キム・カーダシアンにそっくりな女性、ビアンカ・センソリと交際をスタート。彼女はカニエのブランド「Yeezy」で働いているデザイナーで建築家だという。2人はすでにプライベートな結婚式を挙げ、事実婚カップルになっていると言われている。
夫婦になって以来、基本的に共に行動している2人。先月はイタリアに一緒にバカンスに出かけたが、行く先々で街をざわつかせていた。理由は2人、特にビアンカのファッション。あるときはほぼ裸に見えるシースルーのボディスーツ姿で外出、街とネット上を唖然とさせた。しかしカニエはそれ以上。単なるざわつきで片付けられない事件を起こした。滞在中に2人はベネチアの名物である水上タクシーに乗ったのだが、カニエは突然パンツもアンダーウェアも降ろしてお尻を露わに。ジャケットのスリットからお尻が見える状態で船尾に座っていた。カニエと向き合って座ったビアンカが、彼の膝に頭をもたせかけている写真も撮られていた。
2人を乗せた水上タクシー会社「Venezia Turismo Motoscafi」が2人を「生涯出入り禁止」にしたことが明らかになった。同社は新聞「デイリーメール」に声明を発表、運転手は当時カニエの行動に気がついていなかったと釈明した。「船内で運転手は交通に気を配らなくてはならない。このようなわいせつ行為が行われているのは知らなかった。このような事態が発生した場合、運転手はすぐに船を下り警察に通報する」。同乗したカニエのお付きの人も運転手の視線を遮っていたので彼の姿は見えず、報道でこのことを知ったと語っている。そして「ウェスト氏と彼の妻が当社の船上で歓迎されることはもう2度とない」。
ちなみにこの水上タクシー会社はセレブ御用達。ジェニファー・ロペス&ベン・アフレック夫妻やレディー・ガガ、ハリー・スタイルズ、フローレンス・ピューらもベネチア国際映画祭で現地を訪れたときに利用している。どこに行っても騒動を起こさずにはいられないカニエ。次は何をやらかすのか、続報を見守りたい。