ひと狩りいこうぜ! USJ×モンハン「XR WALK」が開幕へ、プレイ300時間超えの記者が体験レポート
「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」(大阪市此花区)で、人気ゲーム『モンスターハンターワールド:アイスボーン(以下、モンハン)』(販売:カプコン)とのコラボが1月21日からスタート。目玉である次世代VRアトラクション『XR WARK』を20日、『モンハン』大好き記者が先行体験した。 【写真】売り切れ続出も…USJの煉獄さん「羽織」 没入感のある仮想現実空間でモンスターと対峙できるというフリーウォーク型VRアトラクション『モンスターハンターワールド:アイスボーン XR WALK』。事前に公開されているアトラクションのサイトでは、「重量のある専用機器(約8kg)」「館内をチームで歩き回る」「サンダル禁止」など、読めば読むほど謎が深まる情報が掲載されており、そのガチっぷりがSNSで話題となっていた。 しかし『モンハン』といえば、崖を登り、スリンガー(腕に装着する飛び道具・武器)で飛び移り、広大なフィールドを駆け巡るなど、ゲームならではの大胆なアクションが醍醐味。仮想空間とはいえ、そんなことが可能なのか・・・? 「なにをさせられるんだ」という不安と期待を抱きつつ、いざギルドへ向かった。 ■ まずは集会エリアでクエスト受注を! 参加者は、前線拠点・セリエナに新米ハンターとしてやってきた・・・という設定。まずはハンター登録所で好みの装備を選択、ラインアップは参加してのお楽しみ(記者はキリン装備をセレクト)。そして武器は大剣、太刀、ハンマー、スラッシュアックス、ヘビィボウガンから選ぶことができる(操虫棍は・・・ないよな)。 そして、集会エリアにて案内嬢と思しき女性からゲーム説明が・・・と思いきや、負傷したギルオス装備のハンターが帰還! なんと仲間がとあるモンスターに襲われて危険な場所に取り残されているという。「緊急クエスト」を受注して救助へ向かうことに、いよいよフィールドへ! ■ 超リアルハンティング体験が開幕 約8kgと話題の専用機器をつけた感想は、「重い」よりも先に、「なんだこれすごい!!!」。VRゴーグルをつけた瞬間、視界は360度ゲームの世界になり、目の前には先輩ハンターが仁王立ちしている。横には同行者のキャラクターが並んでおり歓喜、さらに自身があこがれの装備を装着しているということに感激(自分では見えないが)。 しかし景観に喜んでいるのも束の間、先輩ハンターはやさしくも厳しく、どんどんと足を進めていってしまう。「どっちに行ったらいいの!?」「ていうか進んでいいの!? 壁にぶつからない!?」とパニックになっても大丈夫、導蟲(しるべむし・作中で道案内の役割)がしっかりと導いてくれる。 ネタバレになるため詳しい内容は控えるが、このアトラクション・・・本当に崖は登るし、スリンガーで飛び移る。ゲーム版に匹敵する本格ハンティングアクションもあり、大タル爆弾などおなじみアイテムも。体験前は約8kgの装備にビビっていたが、プレイ後は「大剣を振ってモンスター討伐したんだぞ!」と大興奮を押さえきれなかった。 ■ やりこみ要素もばっちり アトラクション体験後は、配布されたQRコードから戦績が閲覧可能。成績に見合った「称号」がもらえるほか、採取アイテムを振りかえることができる。 感想を総括すると「『モンハン』好きなら行くしかない」に尽きるが、ゲームをプレイしたことがない人も『XR WARK』の新技術をぜひ楽しんでみてほしい。ただし服装は、ジャージ&Tシャツに歩きやすいスニーカーをおすすめする。開催期間は8月28日まで、「スタジオ・パス」のほかに「体験チケット」(1980円~)が必要。