ダイエットや美容にもおすすめ!「ドライフルーツ」の効果と選ぶポイント
美容目的や間食として食べられることが多いドライフルーツ。実は、ドライフルーツはフルーツ不足の人にもおすすめ。 【写真】食べ過ぎ注意!実はカロリーが多い7つのフルーツ 今回は、管理栄養士・フードコーディネーターの曽根小有里さんに、ドライフルーツの効果と目的別に選ぶポイントや注意点について話を伺った。 (「」内、曽根小有里さん) ■お話を伺ったのは…… 曽根 小有里(そね さゆり)さん 管理栄養士、フードコーディネーター、ソムリエ(J.S.A認定) 栄養士として勤務後、タイへ料理留学をし、帰国後は料理教室の講師を務める。その後、料理専門の制作会社を経て、企業や雑誌、WEBなどにオリジナルのレシピを提供、撮影ではスタイリングも手がける。東京都港区で料理撮影専用のスタジオ「KITCHEN STUDIO S」を主宰。ワインやビールに合わせたおつまみレシピが得意。
1日に必要なフルーツ摂取量、十分に摂れている?
曽根さんいわく日本人はフルーツの摂取量が少なく、一日当たりに必要な量が摂れていないそう。 「厚生労働省による国民健康・栄養調査のデータから見ても日本人は、かなりフルーツの摂取量が少ないです。1人1日当たり の果物摂取目標量は「可食部で200g以上」が推奨されていますが、20代から40代の人は、とくにフルーツが摂れていません。フルーツを摂取できない場合は、ドライフルーツで補ってみてください」
ドライフルーツのメリットと効果
ドライフルーツのメリットは、主に3つ。
1.栄養素を丸ごと摂取できる
「ドライフルーツは皮ごと乾燥させているものが多いので、皮に含まれるミネラル、食物繊維やポリフェノールといった栄養素を丸ごと摂取できます」 ミネラルは、カリウム、カルシウム、鉄、亜鉛などがあり、どれも私たちの体に必要なものばかり。また、食物繊維や活性酸素を減らす働きをするポリフェノールを丸ごと取り入れられることは、とても魅力的。
2.ミネラル、ポリフェノールの摂取量が増える
「そのまま食べるよりもドライフルーツにしたほうが、ミネラルやポリフェノールなどが増えることもあります。(g当たりで換算)ドライフルーツは、フルーツの栄養素がぎゅっと凝縮されていて、効率よく食べることができるのがよいですね」 ドライフルーツは、フルーツを食べるよりも手軽なのにミネラル、ポリフェノールの摂取量を増やせるのは、うれしいポイント。