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今こそ観ておきたい、人種差別のリアルを描いた映画4選

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ハーパーズ バザー・オンライン

現在、世界各地での抗議デモや#BlackLivesMatterなどSNSで加熱する人種差別問題。人口のほとんどを同人種・同民族が占める日本では他人事として流されがちだが、黒人が日常的に受ける差別への理解を深めることはグローバル化時代に生きる私たちの使命でもある。まずは実話をもとにした映画やドキュメンタリー作品から、そのリアルな現実に向き合ってみよう。 【写真】人種差別に怒りと悲しみの声を上げた21人のセレブたち

『ヘルプ ~心がつなぐストーリー~』

黒人のメイドに家事を任せるのが主流だった1960年代のミシシッピ州ジャクソンに住む白人女性たち。自らもメイドに育てられたスキーター(エマ・ストーン)は大学を卒業して故郷に戻るも、家族や友人たちのメイドへの扱いに疑問を抱きはじめる。ライターを志す彼女は、ローカル新聞に寄稿する記事のためにメイドたちに取材することに。少しずつ人種の壁を超えて女性たちの心をつないだハートフルな物語。主演のヴィオラ・デイヴィスは、第84回アカデミー賞、第69回ゴールデングローブ賞の主演女優賞にノミネートされた。

『私はあなたのニグロではない』

公民権運動家ジェイムズ・ボールドウィンの未完成原稿『Remember This House(原題)』をもとにしたラウル・ペック監督によるドキュメンタリー作品。黒人への差別が当たり前だった時代に、未来を変えるため立ち上がった人たちをフィーチャーし、アメリカの差別と暗黒の歴史に迫る。白人は黒人を敵視しているのではなく、彼らの無関心と無知が問題だ、という訴えに胸が痛む。第71回英国アカデミー賞最優秀ドキュメンタリー映画賞受賞、第89回アカデミー賞長編ドキュメンタリー映画賞にはノミネートされた。

『ヘイト・ユー・ギブ』

2009年にカルフォルニアで起こった、無抵抗の黒人青年を警官が射殺したオスカー・グラント事件をヒントに書かれた小説を映画化。白人社会と共存していく方法を幼い頃から教え込まれてきた黒人の女子高生の主人公が、自分の目の前で幼なじみを白人警官に射殺されたことを機に、社会の矛盾に立ち向かうことを決意する。

『ラビング 愛という名前のふたり』(2016)

異人種間の結婚が違法とされていた1950年代のバージニア州を舞台に、愛を貫くべく戦ったラビング夫妻の純愛ストーリー。この実話に深く感銘を受けた俳優のコリン・ファースが映画化を熱望し、プロデューサーを務めた。愛し合う2人が一緒にいたいだけ、そんな“当たり前”を勝ち取るために奮闘するカップルの境遇に、感動せずにはいられない!

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