【写真：Getty Images】

　EFLカラバオカップ準々決勝サウサンプトン対リバプールの一戦が、日本時間19日に行われる。勝てば準決勝進出となる重要な一戦だが、リバプールに所属する日本代表MF遠藤航はこの試合の出場機会を得ることができるかもしれない。イギリスメディア『This Is Anfield』が現地時間16日に報じた。　 【写真】リバプール、最新年俸ランキング 　日本時間15日に行われたプレミアリーグ第16節フラム戦で、左サイドバックのDFアンディ・ロバートソンはレッドカードで退場し、アルネ・スロット監督はイエローカードを受け累積警告がたまったため、両者が次戦出場停止処分を食らったリバプール。昨年のカラバオカップ王者は、連戦の疲労も考慮し、この試合で大幅なローテーションを行うことが考えられる。左サイドバックの控えを務めるDFコスタス・ツィミカスも負傷離脱中のため、同メディアはアカデミーから21歳のDFジェームズ・ノリスを呼び、出場させることを予想している。 　続いて遠藤の起用を予想した同メディアは、「スロット監督の遠藤のここ最近の起用法については混乱が見られ、日本代表の主将は、プレミアリーグでもチャンピオンズリーグでもほとんどプレーしていない。しかし、カラバオカップの直近2試合で彼は先発出場しており、今週もまたそうなるはずだ。これはフラム戦の勝利の立役者となったMFライアン・フラーフェンベルフにとって大変重要な休息の機会となるだけでなく、遠藤が試合勘とキレを取り戻し、自身のプレーの鋭さを発揮するチャンスになる。ノリス、及び18歳のセンターバック、DFアマラ・ナロが彼の後方で起用される見込みだが、スロット監督は、遠藤の経験値を頼りにチームをまとめることができるだろう」と、起用の理由について報じている。 　さらに、「新たに出場する選手が誤った態度で入ってくるのではなく、常に健全で正しい態度で入ってくること。これが今のチームの強さでもあるんだ」というスロット監督の最近のコメントを紹介し、遠藤の出場に太鼓判を押している。注目の一戦は、日本時間19日の午前5時にキックオフする。