1970年代の名車復活 初代フォード・エスコートRSが「新車」で150台限定販売 レトロな2ドア・スポーツ
オリジナルのデザインを踏襲
エクステリアはオリジナルを踏襲しつつ、より現代的なスタイルに仕上げた。例えば、クロームメッキのバンパーや方向指示器は取り除かれ、当時のレーシングカーのスタイルに合わせた。また、LEDヘッドライトのデザインは、破片飛散防止のために当時使用されていた十字形のテープを模したものとなっている。 インテリアも新しいデザインだが、6つのメーターが並ぶインパネや2口の中央エアベントなど、オリジナルの要素を引き継いでいる。クライメートコントロールのダイヤルやスイッチ類、アップル・カープレイ搭載の小型タッチスクリーンなど、現代的な装備も備えている。 ボアハム・モーターワークスによるフォード・エスコートMk1 RS(Ford Escort Mk1 RS)は、2025年第3四半期の生産開始に先駆け、来夏に一般公開される予定である。生産予定台数はわずか150台で、抽選販売となる。価格は29万5000ポンド(約5700万円)から。 さらに、同社はフォードRS200も復活させる予定だ。エスコートと同様、「まったく新しい」作品として一から作られる。
チャーリー・マーティン(執筆) 林汰久也(翻訳)