いつから? 閉経は? 50代60代読者の【更年期の乗り切り方】体験談5つ|美ST
40代を迎えて生理に変化が現れたり心身の不調を感じると浮かび始める「更年期」の文字。50代60代の先輩たちはどうやって過ごしたのでしょうか?体調の変化を感じても気分よく乗り越えてきた先輩たちに症状や対処法について聞きました。
いろいろ試してたどり着いた私に合う治療法はHRTでした
奥田真由美さん(56歳)薬膳学士 更年期症状を感じ始めたのは37歳の頃。その頃は軽いホットフラッシュとめまい、抜け毛が気になるくらいの症状でしたが、51歳になると動悸、息切れ、頻尿、皮膚のたるみや肌の乾燥のほか、ホットフラッシュも頻繁に起こるなど更年期症状が酷くなったんです。それですぐにプラセンタ注射、漢方薬を始めました。その後、サプリも摂りましたがどれも効果を感じられず、知り合いに勧められた産婦人科内科の石原クリニックに相談に行き、HRT(ホルモン補充療法)を受けることに。すると驚くほど効果を実感!ほぼすべての症状が改善、気分が明るくなって体や肌の調子もよくなり、心身ともに若返って楽しい毎日を過ごせるように。55歳になり、薬に頼らず治癒力や生命力を高めていきたいと考えてHRTをやめました。食事は体にいいものにこだわり、薬膳講師の資格も取りました。今はちょっとした不調を感じても、心も体も活動的でいられるようになり、周りから「いつも笑顔だね」と言われます。 <更年期FILE> 更年期はいつ頃?:(軽め37歳)本格的51歳~55歳 閉経は?:54歳 感じた症状:ホットフラッシュ、抜け毛、頻尿、憂鬱、白髪、皮膚のたるみ、肌の乾燥、動悸、息切れ、体重増加、高血圧 対策:サプリや漢方がどれも合わず、ホルモン補充治療で効果あり。
更年期前から早めの女性ホルモン対策で、症状が軽く済みました
廣瀬久美子さん(63歳)ダイヤモンドスタイル代表・ウォーキング講師 40代半ば頃から「1年でも長く生理が続くように女性ホルモンを活発化させよう」と考えて実践したのは、大豆製品を取り入れた食生活やローヤルゼリーを毎日飲むことで女性ホルモンに働きかける、毎週2回のトレーニングジム通い、そしてどんなときも女らしさを忘れないこと。これらの効果なのか、50歳で始まった更年期症状は軽いホットフラッシュ、あとはイライラ、肩凝り、じんましんくらい。つらくて寝込んでしまうということはありませんでした。55歳で閉経し、その後60歳頃まではたまに軽い症状がありましたが婦人科には行かず、いつか終わると考えて気持ちを明るく自分でケアを続けていました。60歳でいまの仕事を起業して忙しい毎日を過ごしているうちに、更年期のことはもうすっかり忘れてしまいました。昨年は初孫もできて、いま全てが充実して楽しいです。子供たちは独立していますし、主人は東京に単身赴任。更年期を完全に乗り越えたいま、自分だけの時間を満喫しています。 <更年期FILE> 更年期はいつ頃?:50歳~57歳 閉経は?:55歳 感じた症状:ホットフラッシュ、イライラ、肩凝り、じんましん、急激な薄毛 対策:母親の更年期が酷かったので、更年期に入る前から早めに女性ホルモン対策をしました。大豆製品とローヤルゼリーは毎日摂取。48歳~58歳まで毎週2回のジム通いは一度も休まず。