「戦争許さない強い気持ちを」今治空襲から79年 犠牲者575人を追悼
南海放送
79年前の今治空襲の犠牲者を追悼です。愛媛県今治市の別宮山南光坊で行われた追悼式典には、空襲の経験者や市民などおよそ200人が出席しました。 今治市は今からちょうど79年前の1945年8月6日を含め、あわせて3度大空襲があり、県内で最大となる575人以上が犠牲となったほか、市街地の8割が焼失しました。 この式典は、戦争の悲惨さを後世に伝えようと「今治市の戦災を記録する会」などが空襲の日に合わせて毎年行っています。 吹揚小学校6年 清重和さん: 「戦争のない平和な世の中にするために、私たちは戦争を許さない強い気持ちを持ち1日1日を過ごしていきたいと思います」 出席者は今治空襲の犠牲者を悼んで黙とうを捧げたほか、戦災の碑に花を供えるなどして平和への決意を新たにしていました。