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オーナー兄弟の連携プレーに思わず感嘆。西荻らしさが楽しいカジュアルイタリアンがオープン

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食べログマガジン

フードライター・森脇慶子が注目の店として訪れたのは、東京・西荻窪のイタリア料理店「オステリア トレ パッツィ」。早くも地元の人に愛されるこの店の人気の理由とは?

【森脇慶子のココに注目】「オステリア トレ パッツィ」

気取らず、それでいて気の利いたおいしい店が点在する西荻の街。個人経営の個性的な飲食店が似合う独特な文化のにおいを漂わせるこの街にまたひとつ、地元密着型の素敵なイタリア料理店がオープンした。

開店日は、コロナ禍の緊急事態宣言が解除されて間もない6月7日。駅の南口、西荻のランドマーク的存在である「こけし屋」の少し先に店を構え、早くも賑わいを見せているのが、件の「オステリア トレ パッツィ」だ。

「うちは店名通りのオステリア。お客さんの好きなように飲んで食べてもらえればいい。アラカルトのみにしているのも気軽にいらして頂きたいから。前菜やパスタ一皿とワインでも全然OK。遅い時間でしたら、ワインバーとしての利用も大歓迎です」とのうれしいひと言は、厨房で一人腕を振るうオーナーシェフの松原達志さん。

一方、サービスを一手に引き受け共に店を切り盛りするのは、ソムリエの資格を持つ弟の松原憲作さんだ。この店に来て、まず最初に感嘆させられるのは、彼ら松原兄弟の見事に息の合った連携プレーだ。

松原兄の、焦らずそつなく料理を仕上げていくスピードとお手並もあっぱれなら、出来上がった料理を間髪を容れず客席まで運び、なおかつドリンクの有無にも目ざとく配慮する松原弟の隅々まで行き届いた目配りもお見事。

その淀みなく流れるような2人の動きは、見ていて気持ちがいいほどだ。それも、ともに吉祥寺の人気店で、片や料理長、片や店長を務めてきた一騎当千の強者と聞けば合点がいく。

さて、手書きのメニューに目をやれば、今度は魅力的な料理の数々に食指が動く。「長谷川農産マッシュルームのサラダ」や「長崎白イカのスペルト小麦のサラダ」などのさっぱり系サラダから「牛タンのカツレツ」といった揚げものに「トリッパと白インゲン豆のトマト煮込み」のような煮込み料理まで幅広いラインアップに心が躍る。

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