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ファンサービスの新たな形。F1ドライバーとeスポーツの“融合”は、F1に大きな価値をもたらした?

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motorsport.com 日本版

 新型コロナウイルス流行の影響でレースが開催されない間、多くのF1ドライバーがシムレースに興じ、ファンを楽しませた。シャルル・ルクレール(フェラーリ)やランド・ノリス(マクラーレン)はその代表格であり、彼らは先日行なわれたバーチャル・ル・マン24時間レースにも出場した。 【F1オンボード映像】 -バーレーン の”オーバル”レイアウトを走ってみた!  ドライバーたちはそういったシムレースの模様を様々な形でライブ配信し、その中でファンとリラックスした状態でコミュニケーションをするなど、交流を深めていた。  F1のモータースポーツ面のマネージングディレクターであるロス・ブラウンはインタビューの中で、F1の若手ドライバーたちがレースの行なわれていない期間中、いかにファンと交流してきたかを熱心に語った。 「このような時期にファンを巻き込み続けることは重要であり、多くの人々が外出禁止となっている中でエンターテイメントを提供できたのは素晴らしいことだった」  ブラウンはFIAのeカンファレンスの中でそう語った。 「私が見てきた中で特に印象的だったのは、リアルのレースに参加しているドライバーだからこそ、(シムレースでも)ファンとうまく関わることができているという点だ」 「ファンからは、彼らのことをもっと知りたいというメッセージが常に伝わってきた。ファンは普段、ヘルメットを被ってマシンに乗っている姿や、行儀よくインタビューに答える姿しか見ていないが、彼らは本当はどんな人間なのか? どんな生活をしているのか? そういったことを知りたいんだ」 「eスポーツを見ている方が、明らかにドライバーの内面や性格について深く知ることができる。それが実際にブームになっているんだ」 「ランド・ノリスやジョージ・ラッセル(ウイリアムズ)など、これまでそれほど大きく目立っていなかったドライバーが脚光を浴び、彼らの個性があらわになったんだ」  7月にシーズンが再開することが決まったF1だが、ブラウンは今後もファンとの繋がりを向上させるために、eスポーツで得た教訓が活かされることになるだろうと語った。 「(ファンとの交流は)eスポーツにおける価値ある要素のひとつだと思うし、我々は常にそれを支持してきた」 「我々は以前にも、全てのチームが参加するeスポーツ選手権を開催していたが、その時はほとんどがプロゲーマーだった。実際のレーシングドライバーが参加することによって、eスポーツが大きく後押しされたと思っている」 「将来的にはより多くのサポートとリソースが必要になると思う。我々は(eスポーツの)ポジティブな面を見てきたから、それらを手放すつもりはない。F1は今後もそれに取り組み続けるだろう」

Luke Smith

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