「イオンペイ」9月開始へ アプリ統合で利便性向上
イオンは27日、スマートフォンを使った新たな決済サービス「イオンペイ」を9月1日に始めると明らかにした。傘下のスーパーや銀行のアプリと統合し、既存サービスと一体で使えるようにして顧客の利便性を高める。デジタル技術で消費者を囲い込む「経済圏」の構築を巡り、先行する楽天グループなどとの競争が激しくなりそうだ。 【新サービスのイメージ図】パナソニックなど4社 「顔パス」で出金や買い物 本人確認の仕組み開発へ
イオンペイは、グループ発行のクレジットカードを登録し、店頭でQRコードを読み取って決済する仕組み。従来の電子マネー「WAON(ワオン)」も新アプリで使えるようにする。 イオングループのアプリは50種類以上。6~7種類をまず統合し、順次連携させていく。