ジャネット・ジャクソン、スーパーボウルの「胸ポロ事件」を語る「ジャスティン・ティンバーレイクとはずっと友達」
スーパーボウル史に残る大ハプニングといえば2004年、ジャネット・ジャクソンのハーフタイムショーで起きた胸ポロ事件。ゲストパフォーマーのジャスティン・ティンバーレイクがジャネットのジャケットを脱がせようとしたところジャケットだけでなくインナーも取れてしまった。ジャネットのバストが露出、それがテレビで放送され大騒ぎになった。事件後2人の運命は明暗を分けた。ジャネットは猛批判にさらされ、騒動を起こしたとしてエンタメ界から干されるはめに。ラジオ局やテレビ局も彼女の曲を放送しなくなってしまった。一方のジャスティンはレコードの売上が急上昇。2018年には再びハーフタイムショーに出演するなど順調そのものだった。 【写真】スーパーボウルの歴代アーティスト衣装をプレイバック
この騒動でキャリアが低迷したジャネット。ジャスティンとの関係も悪化したと囁かれてきたが、その噂について先週末に放送されたドキュメンタリー番組「Janet(原題)」で触れ、注目を集めている。ジャネット曰く「(あの事件では)すべてが不釣り合いなほど大騒ぎされた。もちろん起きてはいけない事故だった。でもみんなが誰か責める人を探している。それはやめるべきことだ」とコメント。さらに「ジャスティンと私はとてもいい友達。これからもずっとそう」「数日前も話をした。彼も私も過去を乗り越え前に進んだ。みんなも同じようにする時期だと思う」。
当時ジャスティンはジャネットだけが非難されている状況について何も対応しなかった。それに対してファンたちは「ジャネットは被害者」「ジャスティンも責任を負うべき」と批判し続けてきた。近年はその背景に女性差別や人種差別があったことも指摘されその声が強まっている。しかしジャネットによると事件後ジャスティンは声明を出そうか悩んでいたという。ドキュメンタリーで「ジャスティンから『声明を出すべきかどうかわからない』と言われた。だから私は『あなたには騒動に巻き込まれてほしくない。みんなは私を標的にしている』『もし私があなただったら何も言わない』と答えた」。ジャスティンが釈明しなかったのはジャネットの希望だったことを明かした。