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手作り大うちわ奉納 あす須賀神社(小城市)で祇園祭

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佐賀新聞

 小城市小城町の須賀神社で26日、夏の例祭「祇園祭」が開かれる。夏に流行する疫病を追い払う神事で、新型コロナウイルスの感染収束を願い、市民グループ「天山ものづくり塾」が手作りの大うちわを奉納する。  うちわは竹と和紙で二つ作り、持ち手の部分を合わせると、高さはいずれも4メートルほどになる。和紙には、疫病退散に御利益があるとされる妖怪「アマビエ」を墨で描き、地域の繁栄も願って名物のコイも添えた。  コロナ禍を乗り切るためには家族や地域、国を超えた協力や融和が必要として、「うちわ」の当て字で、「家内和」「世界和」といった文字も書いた。  祇園祭は700年以上の歴史があり、南北朝時代から戦国時代にかけて小城を治めた千葉氏が始めたとされる。疫病を風で追い払うため「団扇(うちわ)祇園」とも呼ばれ、かつては町内各地でうちわが売られたという。  祭りの当日には、山車や山鉾(やまほこ)が巡行するが、今年は新型コロナの影響で中止になった。天山ものづくり塾の富永正樹代表(71)は「担い手の減少も叫ばれる中、取り組みを続けて地域の歴史を伝承していきたい」と話す。

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