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「安定した職業」という条件を外して結婚しても、幸せになれるのか?【古市憲寿×あばれる君の奥様】

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社会学者の古市憲寿さんが、世の女子を悩ませる“結婚”の正体を暴く!? 今回は、お笑い芸人という夢を追いかけるパートナーとの純愛を実らせた女性にインタビュー! 【古市憲寿】さん「結婚の正体をさがして」特集はこちらから!

私生活も型破りだったけど人として信頼できた !?

古市さん(以下・古)「面白いカップルですよね。今回も古張さんの肩書きが『あばれる君の奥様』(笑)。あばれる君のどこに惹かれて付き合い始めたんですか?」 あばれる君の奥様(以下・奥)「高校時代の文化祭で、彼が一人で舞台に立ってプーさんのモノマネを披露していたんです。真面目な学生が多い学校だったので、すごく面白い人がいるなと……(照)」 古「当時から人前であばれていたんですね(笑)。結婚する前、型破りな行動に困ったことは?」 奥「たくさんありました。日払いのバイト代を即座にパチンコで使い果たしちゃって、家賃を負担してくれなかったり。勝手に私のCDを売って、小銭を増やしていたり。『地球規模で考えたら小さなことじゃん』という理屈で、誕生日や記念日にケーキすら買ってくれなかったことも……」 古「見捨てたくなるようなエピソードばかりじゃないですか」 奥「でも、私の財布には一度も手を出さなかったんです! タバコを吸っていた時代も、ポイ捨てだけはしませんでしたし!」 古「人としての最低限のモラルはあったと(笑)。ただ、恋愛と結婚は別物という意見もありますよね。お笑い芸人という収入が不安定な仕事をする人と結婚することに、迷いはなかったのですか?」 奥「お金の不安はありましたが、私が看護師として働いていたので、なんとか食べていくことはできると思っていました。それに、彼はお笑いに対しては真摯に努力を続けていたんです。根が真面目なので信頼することができましたし、『いつか必ず報われる』という漠然とした自信を持っていました」

彼のことが好きという気持ちを諦めたら、一生後悔するような気がしたんです

古「家族や友達からは結婚を反対されなかったんですか?」 奥「私の家族は賛成してくれたのですが、彼の両親からは諭されました。『お医者さんを探したほうがいいんじゃない?』と(笑)。私のことを心配して、猛反対する友達もいました。でも、高校時代から大切にしてきた彼のことが好きという気持ちを諦めたら、一生後悔するような気がしたんです」 古「実際に、高校時代の純粋な恋を引きずっている大人は多いですよね。だからこそ、お二人が奇跡のような夫婦に思えます」 奥「ありがとございます。あばれる(君)は奇跡の人だと思いますが、私はぜんぜん……」 古「では、結婚生活に不満はないですか?」 奥「今は、家賃を払ってもらえるだけで幸せです(笑)」 古「もし旦那さんが浮気をしたら、どうしますか?」 奥「それは……ないと信じています。考えたくないですね」 古「すべての発言が愛情深いですよね。なんだかこれ以上、意地悪な質問をするのも申し訳なくなってきました(笑)」 【あばれる君の奥様】 本名は古張由夏さん。1985年生まれ。福島県出身。高校時代に、1学年下の後輩だったあばれる君と交際スタート。遠距離恋愛や下積み時代を乗り越えて、約10年後の2013年に結婚。看護師として働いていた由夏さんは、ブレイク前のあばれる君を精神的にも経済的にも支え続けた存在。現在は一児の母として子育てや家事に専念している。

’85年東京都生まれ。社会学者。若者の生態を的確に描出し、クールに擁護した著書『絶望の国の幸福な若者たち』(講談社)などで注目される。

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