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ヴァーディの逃げ切りか、それとも…プレミアリーグ得点王争いに要注目!

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 いよいよ6月17日に再開するプレミアリーグ。世界最高峰の熱い戦いが、3カ月の中断を経て帰ってくる。  首位を独走するリヴァプールの優勝がほぼ確実視されている今、ファンの注目を集めているトピックの1つが得点王争いだろう。今シーズンもリーグ屈指のストライカーたちによるし烈な争いが繰り広げられており、『ゴールデンブーツ賞』の行方は目が離せない展開となっている。  まずは現状をおさらいしておこう。中断前時点での得点ランキング上位7選手は以下のとおりだ。 1位:19得点 ジェイミー・ヴァーディ(レスター) 2位:17得点 ピエール・エメリク・オーバメヤン(アーセナル) 3位:16得点 モハメド・サラー(リヴァプール) 3位:16得点 セルヒオ・アグエロ(マンチェスター・C) 5位:15得点 ダニー・イングス(サウサンプトン) 6位:14得点 サディオ・マネ(リヴァプール) 6位:14得点 マーカス・ラッシュフォード(マンチェスター・U) ■ヴァーディは逃げ切り可能?  得点王の大本命に挙げられるのは、やはりヴァーディだろう。得点ランキングで現在トップに立っており、イギリス大手ブックメーカー『ウィリアム・ヒル』が発表している得点王の予想オッズでも、一番人気の「3倍」となっている。  今季はここまで26試合に出場して19ゴールをマーク。レスターの絶対的エースとして、チャンピオンズリーグ出場圏内の3位につけるチームをけん引している。33歳となった今も抜群のスピードと決定力を披露しており、得点数のさらなる上積みが期待できる。  唯一、気がかりなのが、波があること。昨年10月から12月にかけては、8試合連続でゴールを記録。第10節のサウサンプトン戦ではハットトリックを達成するなど、絶好調だった。しかしその後、年末から今年2月にかけては7試合連続ノーゴールと、急激に調子を落とした。自身初のプレミアリーグ得点王に輝くためには、再開初戦からゴールを決めて勢いに乗ることが必要だろう。 ■対抗馬は元得点王の3人  ヴァーディの対抗馬となりそうなのは、現状のランキングで3位以内に入り、各クラブでエースを務めるオーバメヤン、サラー、アグエロか。彼らは皆、プレミアリーグで得点王に輝いた実績を持ち、『ウィリアム・ヒル』ではそれぞれ「4倍」、「5.5倍」、「6.5倍」のオッズが付けられている。  オーバメヤンはここまで26試合出場で17ゴールを記録。アーセナルの総得点(40)の40%以上を一人で稼ぎ出している。ヴァーディとは対照的に“波がない”のが特長であり、チームが現在9位と思うような結果を残せないなか、コンスタントにネットを揺らし続けている。  またオーバメヤンは“追い上げ”も得意にしている。昨季はラスト2試合で3ゴールをマーク。得点数を「22」に伸ばし、サラー、マネとともに得点王のタイトルを手にした。今季の残り試合ではマンチェスター・Cやトッテナム、リヴァプールなど強敵が待ち受けているが、ラストスパートをかけることができれば、2年連続での『ゴールデンブーツ賞』獲得も大いにあり得るだろう。  アラン・シアラー氏、ティエリ・アンリ氏に次いで史上3人目となる、3年連続の得点王を目指しているのがサラーだ。今季は26試合で16ゴールを奪っており、38試合で22ゴールを記録した昨季のペースを上回っている。チームの優勝がほぼ確定している今、得点王との“2冠”を達成しようと、高いモチベーションで残り試合に臨んでくるのは間違いない。  2014-15シーズンの得点王であるアグエロは今季、サラーと並ぶ16ゴールをマーク。1ゴールを決めるのに要する出場時間は「88分」と、得点ランキング上位7選手の中で最も効率よく得点を挙げている。またアグエロが得意としているのが“固め取り”。プレミアリーグ史上No.1のハットトリック回数(12)を記録しており、ツボにはまれば一気に逆転することも可能だろう。中断前は4試合ノーゴールとややスランプに陥っていたが、仕切り直しを経て、再び量産体制に入ったとしても不思議ではない。 ■大穴は22歳のエースか  ここまで大本命がヴァーディ、対抗馬がオーバメヤン、サラー、アグエロと予想した。では“大穴”は誰かと言えば、ラッシュフォードに期待したい。『ウィリアム・ヒル』のオッズは「17倍」と、前述の選手たちの2倍以上。それだけ可能性は低いとみられているが、首位ヴァーディとの5ゴール差を逆転するだけのポテンシャルは秘めている。  ラッシュフォードは今季22試合に出場して14ゴールをマーク。チェルシー、リヴァプール、トッテナム、マンチェスター・Cといった、いわゆる“ビッグ6”を相手に得点を奪い、“赤い悪魔”のエースとしての風格を漂わせている。今年1月からは背中の負傷により離脱していたが、コロナ禍による中断期間を利用して回復に成功。万全の状態でシーズン再開を迎える。  さらにラッシュフォードにとって追い風となるのが、ブルーノ・フェルナンデスの存在だ。今冬に加入した新戦力はすぐさまチームにフィットし、リーグ戦5試合で2ゴール3アシストを記録。新たな司令塔としての地位を確立した。B・フェルナンデスのお膳立てからラッシュフォードがゴール、という展開が数多く生まれれば、22歳の若いエースが得点王の栄冠に輝く可能性もゼロではないだろう。  果たして、“最強ストライカー”の称号を手にするのは誰なのか。選手たちのプライドをかけた熱いバトルに要注目だ。 (記事/Footmedia)

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