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官僚たちは、安倍政権のために“ブルシット・ジョブ”をさせられている犠牲者だ

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HARBOR BUSINESS Online

「悪いことをしているけど捕まりたくない」セコさマックスの安倍政権

 まったく、セコすぎる……。  安倍政権は今国会で検察庁法改正案を成立させ、強引に黒川弘務検事長の定年延長を図ろうとしていたが、政権にそうそう都合よいことを世論は許さなかった。Twitterで芸能人から批判が溢れ始め、検察庁OBなど身内からも批判が湧き上がり、ついには世論調査で軒並み安倍政権の支持率が下がり、直前まで強気だった安倍晋三氏は、定年延長の法案を先送りへと断念した。  黒川氏はまさに安倍政権の守護神のようだ。彼が不起訴にした案件は、佐川宣寿元国税長官たちの森友学園公文書改ざん・下村博文元文部大臣の加計学園パーティー券不記載・甘利明元経済再生担当大臣のUR都市再生機構への口利き・松島みどり元法務大臣の選挙疑惑・小渕優子元経産大臣の政治資金規制法違反・自民党若手議員たちのカジノ(IR)事業での賄賂における政治資金規正法違反……などまだまだあるとされている。  こうして、これまで安倍政権の重大な犯罪の多くが見送られてきた。もし適正に検挙されていれば、安倍政権はとっくに終わっているだろう。また民主党政権時代に、自民党にとって一番の脅威だった小沢一郎氏を強制起訴に持ち込んだのも、当時法務省中枢にいた黒川氏だったとされる。  その黒川氏は5月、新聞記者と賭けマージャンをしていたことが発覚して辞意を表明した。懲戒処分に相当とする人事院指針を、安倍首相が捻じ曲げて訓告という軽い処分とし、「法務省および検事総長で、事案の内容等諸般の事情を総合的に考慮し、訓告が相当と判断した」と述べた。  退職金に関しても「結果として自己都合に伴う退職になった、それに相当する減額がされた」として5900万円も支払われる。安倍首相に都合良く行動してきた黒川氏への非常識な見返りを、俺たち国民の税金で賄う。  世論調査でもほとんどの国民は納得していない。お友達優遇の何者でもない。(6月12日のニュースで、札幌で賭けマージャンをした暴力団幹部や会社役員の5人が逮捕された。黒川氏が逮捕されないのはなぜ?)

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