バレー男子 日本に敗れたアルゼンチンは涙する選手も 猛抗議のレッドカードで逆転許し流れ失う 意地を見せるも
「パリ五輪・バレーボール男子・1次リーグ、日本3-1アルゼンチン」(31日、パリ南アリーナ) 【写真】喜ぶ日本代表の後ろでガックリのアルゼンチン代表 日本に敗れたアルゼンチンはガックリと肩を落とし、涙を流す選手もいた。 アルゼンチンにとっても1次リーグ突破へ負けられない一戦だった。だがその思いが流れを変えることになる。第2セットで最大7点差をつけて主導権を握っていたが、5連続ポイントで日本に差を詰められ、20-19の場面で放ったスパイクがワンタッチと主張。チャレンジを敢行したがビデオ判定で当たっていないと判断され、同点に追いつかれた。 その後、猛抗議したコンテにイエローカードが与えられた。直後にアルゼンチンはタイムアウトをとったが、不満を示したためレッドカードが掲出。日本に1点が与えられて逆転を許した。 第3セットを奪って意地を見せたが、最後は力尽きたアルゼンチン。チームは重苦しい空気に包まれていた。