JFEスチール、H形鋼など建材5製品で環境ラベル「エコリーフ」取得
JFEスチールは1日、建材5製品でサステナブル経営推進機構(SuMPO)が認証する環境ラベル「エコリーフ」を取得したと発表した。「エコリーフ」取得は缶用鋼板製品に続いて2件目。 対象となる製品はH形鋼、「スーパーハイスレンドH形鋼」、極厚H形鋼、建材用厚板、コラム製品。「エコリーフ」はLCA(ライフサイクルアセスメント)手法を用いて製品の全ライフサイクルステージにわたる環境情報を定量的に開示する日本生まれの環境ラベル。第三者による審査・検証で確認された公平性、信頼性の担保されたデータが開示されることで、ユーザーが使用する製品の環境負荷を定量的・客観的に評価することが可能となる。 同社が製造するこれらの建材製品は高い強度と優れた溶接性に加え経済性にも優れ、住宅から超高層建築などの鋼構造物に幅広く利用されている。また、「鉄」の優れたリサイクル性に加え製造時の単位当たりの環境負荷は他素材に比べ圧倒的に低く、持続可能な社会の実現に欠かせない素材。「エコリーフ」により製品が製造される際の環境影響を高い透明性をもって提示することで、ユーザーが製品をより安心して使用できるようになる。 同社では、建築物の環境性能を評価するLEED認証システムなどを通じ、顧客の環境問題への取り組みにも貢献していく方針。