マドリードダービーの“史上最速弾”。ロナウド氏が守備陣を蹂躙した電光石火の一撃
今週末のラ・リーガでは、レアル・マドリード対アトレティコ・マドリードのマドリードダービーが行われる。リーグ公式ツイッターアカウントではこの試合に向け、同ダービーの“史上最速ゴール”を紹介している。 【動画】キックオフからわずか14秒。ブラジルの伝説的ストライカーによるダービー最速ゴール マドリードダービーでキックオフから最も速いゴールが記録されたのは2003年12月3日の一戦。決めたのはブラジルの伝説的ストライカーであり当時レアル・マドリードに所属していたロナウド氏だった。 センターサークルから一旦ボールを下げたマドリーは左サイドに展開。左SBロベルト・カルロス氏からの横パスを敵陣内中央で受けたロナウド氏は直線的に相手ゴールへ向かうと、鮮やかなフェイントで対面の相手選手を抜き去って一気にエリア内へ持ち込み、ボールを軽く浮かせてネットを揺らす。キックオフからわずか14秒後のゴールだった。 ロナウド氏に抜き去られてしまったのは現アトレティコ監督であるディエゴ・シメオネ氏。そしてロナウド氏に最初に抱きついて電光石火のゴールを祝ったのは現レアル・マドリード監督のジネディーヌ・ジダン氏だった。 当時のロナウド氏はインテルでの負傷を乗り越え、2002年ワールドカップで得点王に輝いたあと2度目の全盛期を迎えていた。この2003/04シーズンにはバルセロナ時代以来7年ぶりのリーガ得点王にも輝いている。