<経験人数=“戦闘力”>非常階段や路地裏でも…橋本環奈が「平成ギャル」を演じる朝ドラ『おむすび』では絶対に描けない“渋谷ギャルの裏の生態”
経験人数=“戦闘力”という価値観のギャル
かつて渋谷ギャルだった現在40代ぐらいの女性たちが当時を振り返るインタビューを受け、「ギャルは意外と恋愛には一途だった」といったコメントしているのをたまに見かけるが、それは3割ホント・7割ウソだと筆者は思っている。 確かに彼氏がいるときは恋人一筋で浮気をしないというギャルもたくさんいたが、逆に彼氏がいても浮気をバンバンしているギャルも同じぐらい多かった。 また、彼氏がいるときは「一途」「一筋」だが、いないときは遊びまくっているというタイプも多くいた。 ナンパで知り合った男をはじめ、友達の友達や地元の先輩など、人脈を無限に広げていくというのもよくあるパターン。 『笑っていいとも!』の「テレフォンショッキング」のようだと感心したことを覚えている。そのため、経験人数が50~60人程度のギャルはざらで、三桁に到達していたギャルも少なくない。 筆者は、「この夏、仲間うちで誰が一番男と打て(ヤレ)るか」を競い合っていたギャルグループを何組も見たことがあり、ひと夏で約30人の男を喰ったという猛者も知っている。 このような勝負に興じる一部のギャルたちにとって、経験人数は“戦闘力”のようなもので、多ければ多いほど“強め”という価値観があったのだろう。 そして、そういった経験人数=“戦闘力”という価値観のギャルたちは、性行為をした場所も武勇伝のように語るフシがある。 ナンパされてカラオケやクラブのトイレで即するというのは“あるある”のレベルで、公園や神社にある茂みに隠れてしたり、雑居ビルの非常階段や人気(ひとけ)のない裏路地でしたり、そういった非常識なエピソードを持つギャルは枚挙にいとまがない。 イベサー(イベントサークル)のミーツ(イベント打ち合わせ)の後にギャル2人:男8人でカラオケに行き、2人で男たちに順番でしてあげたという話や、某テーマパークや水族館で他の客がいる中でしたという話を、体験した本人から自慢げに語られたこともあった。 一部のギャルたちはそういった不謹慎極まりない行為を、“破天荒で攻めている”というように都合よく好意的に脳内変換していたのだろう。