J2降格の磐田、横内昭展監督の辞任を発表「この2年間、皆様には苦しくてつらい思いを…」 | Jリーグ
【国内サッカー 最新ニュース】ジュビロ磐田は12月11日、横内昭展監督が今シーズン限りで辞任することをクラブ公式サイト上で発表した。 横内監督が磐田の指揮官を辞任する。 磐田のクラブ公式サイトは「横内 昭展監督につきまして、2024シーズンをもって監督を辞任することが決定しましたので、お知らせいたします」と発表。同サイトには、次のように横内監督のコメントが掲載されている。 「ファン・サポーターの皆様、パートナー企業の皆様、いつも多大なるご支援ご声援ありがとうございます」 「今シーズンをもってジュビロ磐田を離れることになりました。この2年間、皆様には苦しくてつらい思いをさせてしまうことの方が多かったと思います。それでもチームや私を信じて、最後まで一緒に戦ってくれた皆様に感謝しかありません」 「特にホーム最終戦、残留の望みがあるとはいえ厳しい状況は変わらない。試合終了後にブーイングを受けても仕方がないときでも、チームや私を信じてコールし続けてくれたこと、今でも心に響いています。それに結果で応えられなかったことに、大変申し訳なく思っています」 「ジュビロ磐田はこれからも続いていくクラブです。必ずJ1に戻り、J1でタイトルが取れる強いジュビロ磐田を、ジュビロファミリーの皆様と共に築いてくれることを願っています」 「最後になりますが、共に戦ってくれた選手、スタッフ、そしてジュビロ磐田に関わる全ての皆様に支えていただいたことに、心より感謝申し上げます。ありがとうございました」 1967年11月30日生まれの横内監督は、現在57歳。福岡県出身で、現役時代はマツダサッカークラブやサンフレッチェ広島でプレーした。1995年に現役を引退すると、以降は指導者に転身。広島でトップチームコーチやアカデミーコーチを務めた。また、日本サッカー協会(JFA)に派遣されて年代別代表コーチとしても活動。2002年にはU-21日本代表のコーチとしてトゥーロン国際大会3位入賞に貢献した。 2018年には日本代表およびU-21日本代表のコーチに就任。2020年には東京オリンピックが1年延期となったことに伴い、U-24日本代表監督に昇格した(東京オリンピック本大会はコーチ登録)。2022年12月には日本代表のコーチを退任。2023シーズンより磐田のトップチーム監督に就任すると、年代別代表を指揮した経験を生かして若手を育成し、チームを1年でJ1昇格に導いた。しかし、今季チームは序盤から低迷。12月8日に行われた第38節(最終節)のサガン鳥栖戦を0-3で落とし、2年ぶり4回目のJ2降格が決まった。